「忙しい」が口癖の人は要注意 2つの工夫で「時間の質」が高めよう


どの職場にも「忙しい」を口癖にしている人っていますよね。客観的に見ると、まるで自分だけが忙しいと勘違いしているようで、あまり好感が持てませんが、気をつけていないと自分もそうなってしまいます。

「忙」という漢字は「心」を「亡くす」と書きますが、自分の予定だけに思いが集中してしまって他の人を思いやったり、気遣ったりする余裕がない状態と言えるのかもしれません。

「スケジュールが詰まっている」=「忙しい」?

ただ、忘れたくないのは「スケジュールが詰まっている」=「忙しい」わけではない、ということです。世界のエグゼクティブは分刻みのスケジュールをこなしながらも、尚且つ笑顔で余裕のある状態を保っています。

その違いは、主体的にタイムマネジメントを行っているかどうかです。

タイムマネジメントというと、多くの人が「時間の量」だけに目をつけてしまいますが、もっと重要なのは「時間の質」です。例えば、おなじ1時間でもまったく違う「質」の仕事ができることって誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

では、どうしたら「タイムパフォーマンス」を高めることができるのでしょうか。よく言われるのは、集中力を高めることですが、問題はどうしたら集中力が高まるのか、ということです。

時間制限をもうけよう

一つの方法は「時間制限を設ける」ということです。

イギリスの学者、政治家であるシリル・ノースコート・パーキンソンは「仕事の量は、完成の与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」と言っています。これは簡単に言えば、人間は仕事のために与えられた時間内でやれること、ある場合余計なことまでやってしまうということです。

例えば、プレゼンの資料を1週間で作るとしましょう。1週間まるまる使えると思えば、大して必要のない装飾やアニメーションまで付けてしまいがちです。しかし、それを半日で作らねばならないと時間をマネジメントしておけば、人目をとりわけ引くプレゼン資料ではないかもしれませんが、伝えたいことが伝わる必要十分なものが完成するものです。

ストレスはできるだけ早めに解決

タイムパフォーマンスを高める別の方法は、出来るだけストレスを溜めないということです。

例えば、家庭内の小さな悩みをすぐに解決せずに会社に出勤すれば、仕事中も常にそれが頭に引っかかった状態で仕事をすることになります。

体調不良や睡眠不足もストレスの原因になります。「疲れているのに何故こんな量の仕事を…」とか「体の調子が悪いのにこんな短期の納期じゃ無理」とネガティブな思考になってしまい、当然タイムパフォーマンスは低下してしまいます。

こうやってみると、タイムマネジメントは「実際にある仕事に向き合っているときにする」というよりは「いかに生活全体でその仕組みを作るか」ということと関係していることが分かります。

いきなり全部は難しいとしても少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか?


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る