なぜ机の上が片付いている人は仕事ができるのか?


オフィスを見渡してみましょう。いつも机の上には書類が山積み、物が溢れかえっている同僚がいると思えば、デスクの上にはほとんど物がなく、いつもスッキリと片付いている上司もいます。

どちらの方が仕事の効率が高いかは明らかです。もちろん後者ですよね。

しかし、なぜなのでしょうか? なぜ机の上が片付いている人は仕事ができるのでしょうか?

片付けが苦手という方はその理由を知ることが必要です。

机の上の状態は頭の中の状態の反映

まず机の上が片付いていない理由を考えてみましょう。ごく簡単なことですが、物は理由があって存在していますが、物がどんどん机の上に溜まって片付いていない状態とは、使われていない物がたくさんあるということです。

では、なぜ使われていないのに置いてあるのでしょうか? 理由は2つです。

過去に使われてそのままにされているのか、将来に使用される可能性があってとりあえず置いてあるのかです。

これはそのまま、その人の頭の中の状態を表しています。つまり、机の上が片付いていない方は過去に引きずられ、あるいは将来に不安を感じながら、今目の前にタスクに集中していないということです。

実際、視界に入るところに昨日処理したはずの書類があったら、不安を感じて見返してしまうかもしれませんし、納期がまだ先の案件に関する報告書があれば、とりあえず目を通しておこうかということにもなりかねません。

トヨタマンにとって片付けは立派な仕事の一部


トヨタといえば日本が世界に誇る一流企業、「カイゼン」で絶えず仕事の効率化を図っていることで有名です。

トヨタでは「必要な書類は10秒で探す」ことが徹底されています。スピードが命のビジネスにおいてはムダな時間を極力削る必要があります。

机の上がすっきりと片付いていれば、必要な物や情報にアクセスするのにも時間がかかりませんから、ビジネスが円滑に進み、ストレスも減ります。結果として効率もアップするというわけです

ですから、トヨタマンにとって片付けは片手間に行って良いことではなく、立派な仕事の一部と考えられています。言い換えれば、片付けができない人はトヨタマンとして失格ということです。

片付けが苦手な人はまずここから

「机の上の状態は頭の中を反映している」と言いましたが、実は逆も然り。机が片付くようになれば、頭の中がすっきりと整理できるようになります

机に書類の山を築いていた人がいきなりすっきり片付けができるようになるのは難しいと思いますが、まずはどこかで大掃除をしたらそれを維持するようにするようにしましょう。

オフィスの机を離れるのが退社するとき。そのときに机の上がすっきり片付いているかどうかチェックしてから帰途につくと次の日も気持ちよく仕事を始めることができるはずです。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る