炭水化物抜きダイエットが危険な理由 アラフォー世代はどうつきあうべき?


40代に突入した途端、太りやすくなったという話をよく聞きます。また、食事をきちんと食べているのにいつもだるい、という方もおられます。

他方で40代、50代でも体型を維持して、スーツをきれいに着こなして、バリバリ働いている方々もおられます。その違いはどこにあるのでしょうか? その1つは炭水化物の摂取です。

炭水化物制限は危険なのか?

このところ、炭水化物を制限するダイエットをめぐって議論が巻き起こっています。このダイエット法は確かに効果的だが、危険だと言うのです。糖質制限ダイエットの第一人者である桐山秀樹氏が急死したことが取り上げられたこともありました。

また、国立国際医療研究センターの能登洋医師も「糖質制限ダイエットを5年以上続けると死亡率が高まる可能性がある」としています。

危険なのは糖質制限よりも、脂質過剰摂取

糖質制限ダイエットをしている方の多くが陥るのは、糖質を制限することによって、肉類や油っこい食べ物などを多く摂取することです。主食を減らすことによって、バランスを失してしまい、おかずを食べ過ぎるのです。

確かに「炭水化物は悪の元凶、それさえ食べなければあとは何を食べても良い」という極端なことをいう人がいますので、その影響を受けてしまい、脂質過剰に摂取し、体を危険に晒してしまっているのかもしれません。

炭水化物を制限することにフォーカスしてみる

炭水化物は野菜や果物に比べて腸内での消化にエネルギーを必要としますので、過剰摂取は胃腸に負担をかけてしまいます。その結果、だるさや体調の悪さに繋がるというわけです。

また、炭水化物を摂らなければ、血糖値が上がらずに、体脂肪がつきにくいというのは確かです。しかし、炭水化物をまったく摂らないと頭がぼーっとしてきます。これは脳が糖質だけをエネルギー源としているからです。ですから、どんな理由があっても炭水化物をまったく摂らない食事法は間違っています

付言すれば、炭水化物といってもご飯や麺、パン、パスタなど様々な食材がありますが、今特に体調に影響を及ぼすとされているのが、小麦を原料にしたものです。その理由は小麦が度重なる遺伝子操作によってもはやもともとの「小麦」とは似ても似つかない食べ物になっているためです

もっとも最近「小麦も食べるな」という主張を目にしますが、それは小麦の中に含まれているグルテンがアレルギー反応を引き起こすというもの。そして、グルテンはタンパク質の1種ですから、炭水化物制限とはちょっと異なるということを念頭に置いておきましょう。

いずれにしても、炭水化物を主食とした食習慣がいま大幅に見直されていることは確か。アラフォー世代も検討を余儀なくされているのは間違いありません。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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