結果を出したければ残業をやめるべき理由とは?


今の40代、50代が入社した当時は残業しないで定時に先に帰るなんて考えられなかったものです。上司が残っていれば、自分も会社に残っていましたし、残業が多ければ多いほど会社に貢献している実感がありました。

他方、最近では仕事が出来る人は残業をしない、とよく言われます。しかし、問題の根底は「残業をするかしないか」という形式的な事ではないということをまず念頭に置きましょう。

会社が重視するのはどんな社員か?

会社とは利益を最大化するために組織されている集団です。ですから、コストはできるだけ減らしたほうがよいのは当たり前、もし残業手当が増えれば、会社にとっては金銭的なコストは増えてしまいます

それでもコストを抑え、しかも社員を残業させようとすると「サービス残業」になりますが、それが企業の文化や習慣になっているなら、すでに問題でしょう

といっても、勤務時間内のパフォーマンスがいまいちで定時に帰ることばかり主張する社員も会社にとってはやっかいな存在です。

このように見てくると分かるのは会社にとって理想的な社員とは最低限の時間で最高のパフォーマンスを出す社員だということです。

当たり前のことですが、企業内で働いている限りそのイメージをいつも持つべきです。そこをブラさないようにしましょう。

残業するかしないかは「タスク完了しているかどうか」で判断する

社内で勤務時間が設定されている以上、まずはその時間内に会社が自分に求めていることを達成する、それがやるべき必要十分のことです。それ以上でもそれ以下でもありません。

最初から「手当も出るし、残業しても構わない」という頭でやっていれば、残業は確実です。脳科学の観点から見ても、時間設定が脳のパフォーマンスを劇的に向上させるとも言われています。

勤務時間内に会社が求めているタスクを完了したら、もはや会社に残る必要はありません。上司が残っていようが、同僚がまだ仕事をしていようが、先に帰らせてもらいましょう。繰り返しますが、会社は「仲良しクラブ」ではありません

しかし、もしタスクが完了していないなら、残業が必要かもしれません。しかし、ここでいう「残業」とはいわば「積極的残業」です。周りに合わせて、ダラダラと残業するのではなく、「タスクを完了するための時間」と捉えるべきです。

どんな残業するかは価値観の反映

「そうはいっても日本の会社は…」とおっしゃるかもしれません。

周りに合わせて残業をせずに「浮いてしまう」恐れるなら、残業をするまでです。しかし、それは即ち自分の価値観の反映だと言うことを覚えておきましょう。「プライベートより会社、家族より同僚を大事にする」という価値観です。

もし、残業をせずとも、結果を出しているなら、会社にとっては必要な人材とみなしてもらえますから、長期的に見ればなんら心配することはないのです。また、アラフォー世代が率先して定時に帰れば、もっと若い世代も帰りやすく、職場のパフォーマンスも上がるはずです。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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