アラフォーは「村上春樹」の名言から学べ(1) 「ねじまき鳥クロニクル」、「スプートニクの恋人」にヒントあり


アラフォー世代の中には村上春樹が好きな方が多いと思います。

今では国民的な作家になり、毎回ノーベル文学賞の候補者として注目されるようになりましたが、今のアラフォーが高校生や大学生の時に「村上春樹」を読み始めたときは、ここまでではありませんでしたよね。

学生時代のモラトリアム期を乗り越えるのに、随分と村上春樹の作品に救われたという方も多いと思いますが、アラフォーになった今、ビジネスで使えるヒントも村上春樹の作品にはいろいろと隠されています。

「待つ」ことについて

アラフォー世代の中には「ねじまき鳥クロニクル」から村上春樹を読み始めたという方も多いかもしれません。

その作品の中に、

「今は待つしかありません。お辛いとは思いますが、物事にはしかるべき時期というものがあります」

というセリフがあります。このセリフはアラフォーが仕事や家庭で最善の決定をすることを助けてくれるはずです。

得てして私たちには、トラブルをすぐに解決し、欲望はすぐに満たしたいという傾向があります。

しかし、なんでも「すぐに」やりたがる人は失敗しがちです

特に転職や引っ越し、家や車の購入など大きな決定は自分だけではなく、家族にも大きな影響を及ぼします。

そんなとき、まずは深呼吸して、上のセリフを思い起こし、「今はそうするのにしかるべき時だろうか、焦って物事を進めようとしていないだろうか」と自問してみましょう

「体を動かす」ことについて

村上春樹自身が「体を動かす」ことをすごく大事にする人間であることはよく知られています。

彼自身、作家でありながら、毎日の運動を習慣にしていますし、フルマラソンやトライアスロンに挑戦している「体育会系」です。

彼の作品を読んでいると、頭で考えた知識は頼りなく脆いが、体を使って覚えたことは確かなもの、という揺るぎない確信が感じられます。

「スプートニクの恋人」にも

「どんなことでもそうだけれど、結局一番役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて」

というセリフがあります。これは別に単にフィットネスの重要性を強調しているということだけではなく、経験すると人間はどんどん賢くなる、という真理に対する確信です。

アラフォーも会社の中でストレスを抱えたり、投げ出したくなるようなことを経験したりすることもあると思いますが、そんなとき、思い出して下さい。経験を通して得たものは価値があり、不変だということを。

村上春樹の作品にはまだまだ珠玉の名言がたくさんあります。是非、時にはかつてハマった春樹の作品をパラパラと眺めてみても良いかもしれません。経験が増し加わった今、20代の頃とは違った視点で読めるはずです。

アラフォーは「村上春樹」の名言から学べ(2)はこちら 


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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