部下との話が続かない…そんなアラフォーのコミュニケーションを劇的に変える3つの薬


今のアラフォー世代も、かつて自分が働き始めたばかりの頃、上司とのコミュニケーションに戸惑った経験があるはずです。しかし、何とか上司の話を聴こうとしたり、話題を提供するために勉強したりして、何とかそのギャップを埋めてきました。

しかし、悲しいかな、今の若い世代は異なります。自分のペースを崩しませんし、相手に合わせようという姿勢がなかなか見られないため、上司との会話が楽しくないと知ったら、相手にされなくなってしまいます

どうしたら良いのでしょうか?

1つめの薬. 下手に回らない


ついつい部下に好かれようとしてやってしまうことの一つに「下手に回る」ことがあります。相手に対する気遣いを示すことと、下手に回ることは異なります

あくまでもあなたは上司なのですから、その権威を崩してはいけません。これはなにも権威主義的になるということではありません。上司としての威厳とプライドをもって部下に接するということです。

いつも自分にへつらうような上司を尊敬したいと思う部下はいません。それで話題提供をしようとして、やたらと部下が関心を持っているネタについて訪ねたり、細かなプライベートまで知ろうとしたりするのはNGです

2つめの薬. 説教が悪いわけではない


「若い世代に説教をすると嫌がられるため、それはNG」と良く言われますが、説教そのものが悪いわけではありません。

「説教」とは漢字でみると分かりますが、もともとは「教えを説くこと」です。自分が彼らより10年~20年長く生きてきて社会経験を通じて学んだ知恵はお金では買えない貴重なものです。

説教が嫌がられるのは、部下のニーズに合っていないからです。顧客のニーズを知ろうとはするくせに、部下が何を知りたいのか、得たいのかを把握しないまま、自分の経験をダラダラと話すため、嫌がられるのです。

3つめの薬. 自分から話題を提供する


説教することを嫌がって、部下を質問攻めにしてはいけません。そのうち、相手もあなたといることが嫌になるでしょう。女子社員であれば、セクハラと勘違いされかねません。

話を聴くことは大切ですが、こちらから意義ある話題を提供することも必要です。飲み会の定番ネタは社内の悪口、うわさ話ですが、それはもうやめましょう。できれば、仕事の話そのものから離れてみてはいかがでしょう。

社会経験の少ない部下の視野を広げるような話題を提供することを心掛るのです。視野を広げる方法は2つしかありません。それは「空間的な広がり」か「時間的な広がり」を持つ話です。

「空間的な広がり」とはかつて自分が旅行した海外での話、あるいは本や他のメディアで知った最先端のビジネス事情など、「時間的な広がり」とは歴史、歴史上の人物、古典、そして、近未来、テクノロジーなどに関する話題です。

特に近年、ビッグデータやIOT、ドローン、シンギュラリティなどなど、近未来に関するビジネス上のネタには事欠きません。

こういうネタが提供できるためにはアラフォーは常に勉強していなければならない、ということです。「仕事が辛い」、「毎日忙しくて」を連呼して、最後には飲み過ぎて部下に介抱されてしまうような、つまらないサラリーマンだけにはならないようにしましょう。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る