大河ドラマ「真田丸」から学べるビジネスの掟


アラフォーは「信長の野望」、「三国志」などのゲームを経験してきた世代、戦国武将が好き、という方も多いと思います。2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」は三谷幸喜脚本、堺雅人主演で話題を呼びましたが、まもなく前半部分が終わろうとしています。

堺雅人演じる真田幸村は戦国武将の中でもとりわけ人気がある人物の1人ですが、今回は幸村の父親、つまりドラマでは草刈正雄演じる真田昌幸を題材にビジネスにも応用できる掟を学んでみましょう。

戦国時代きっての智将だった真田昌幸

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昌幸は、もともと武田信玄に仕えていましたが、武田家滅亡、本能寺の変という戦国時代の荒波の中、北条氏や徳川氏、さらには上杉氏に囲まれながらも、当時大名でもなかった真田家を守るために計略を練り、知恵を絞り続けます。

真田昌幸が置かれていた状況はまさにいまの中小企業の境遇に似ているといえるかもしれません。大名のような大企業に囲まれ、正面対決をしても勝ち目がないため、社員を守り、会社を存続させるためには、知恵と明確なビジョンが必要です

また、大企業で働いていても何が起こるか分からないこの時代、やはりなんとなくサラリーマンとして日常を送っていては淘汰されてしまいます。

真田昌幸は大名に支配されるのを嫌がった


当初、真田家は武田家に仕え、その後は織田家に付き、一時的には北条氏に下る素振りも見せましたが、真田昌幸の頭の中には、いつまでも主君について安定だけを求める発想はありませんでした

北条氏に下ると見せかけて実は国衆だけからなる、大名に支配されない独立国家構想を夢見たり、その後は二度に渡って徳川家康と上田合戦を繰り広げたりしています。結果として、のちに天下をとった徳川家康も真田昌幸を最も恐れていたと言います。

この気骨のある態度は男なら誰でも惚れ惚れしてしまいます。他方、一時的な安定に目が眩み、寝返った武将たちは最終的には悲惨な結末を迎える姿も「真田丸」の中では描かれています

真田昌幸から学べるビジネスの掟とは?

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真田昌幸から現代のビジネスマンが学べる掟、それは目先のことにとらわれずに、大きなビジョンを持つということに尽きるでしょう。

例えば中小企業の経営者は安定だけを求めると大企業の下請けを続けるほうが良いように思えます。しかし、真田家が武田氏滅亡や本能寺の変に巻き込まれたように、大企業の身にも何が起きるかは分かりません。他力本願であれば、共倒れにもなりかねないでしょう。

真田昌幸は大名に付きながらも、もしものときのためのリスクヘッジを行っていました。中小企業の経営者にしても、安定企業で働いているサラリーマンであっても、現状だけに満足せずに、いつも一歩先を見据えておくべきです

中小企業であっても、大企業に負けないブランドづくりをしたり、個人であっても、資格を身に付けたり、人脈作りをしたりしておくことが必要なのです。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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