脱メタボ!お腹回りの肉を減らしたいときに飲む「薬膳スープ」


人間の身体は否が応でも老化し年齢とともに基礎代謝が落ちてきます。以前はいくら食べても太らなかったのに、30代半ばを過ぎたころから顕著に代謝の遅れを感じたという経験はありませんか?

いつもと同じように食べていたはずなのに、気がついて見るとおなかに皮下脂肪のベルトがしっかりとついてしまっています

これは大変! とダイエットし始めますが、30代半ば以降は、仕事がより忙しく責任も重くなってくる時期、栄養をしっかり摂らないとエネルギーが沸いてこないので、ダイエットばかりを気にしているわけにもいきません。

それに飲み会や接待があると、お腹回りのぜい肉はますます増えていってしまいます。運動する時間もなかなか取れないのが現実です。

そんな時には薬膳スープがお勧めです。

「薬膳スープ」の作り方

薬膳というと材料が手に入りにくいイメージがありますが、実はそんなに難しいものではありません。一般の中国人は体の症状に応じて食材を選び、野菜や漢方薬の元となる乾物を使って家庭用薬膳スープを作り体調を整えています

もちろん中国には非常に多くの漢方薬のもととなる材料があり、日本では手に入りにくいものも多くありますが、ここで取り上げる薬膳メニューは身近に手に入りやすい材料を使って作れるものを中心にご紹介していく予定です。

ダイエットにお勧めの薬膳スープレシピ

冬瓜とえびのスープ


≪画像元:http://www.bob-an.com/recipes/detail/40091≫

・冬瓜 50g
・エビ(冷凍むきエビでも可)100g
・水 500㏄
・塩 少々
(お好みで鶏がらスープの素 小さじ1/2)

・殻付きエビなら殻をむき、背ワタを取って洗い、水分を切っておく。(冷凍むきエビなら解凍する)
・冬瓜の皮をむいて一口大の食べやすい大きさに切る。
・お鍋に水を入れ、水のうちからエビを入れて中火で煮込み、エビの色が変わったら冬瓜も入れてさらに煮る。
・冬瓜がとろけそうになったら最後に鶏がらスープの素と塩で薄く味を付けて出来上がり。

中国人の家庭料理では冬瓜がよく食べられます。南方のスープ文化では冬瓜がよくスープの具として利用されていますが、暑いときに身体の熱をとるのに飲まれています。

冬瓜には脂肪分が全く含まれないのでダイエットに適しているのですが、ナトリウム含有量も低いため、利尿作用やむくみをとる作用、毒素を外に出してくれる効果があります

またタルトロン酸という酸を含み、この成分が体内で糖質が脂肪に変化したり、脂肪が蓄積するのを抑制してダイエット効果があるといわれています。動脈硬化や心臓病の予防効果もあるといわれています。

エビから出たダシと冬瓜、塩だけのシンプルな味(お好みで鶏がらスープの素を入れてもよい)は素材の味を味わえるとともに淡泊なのでだれでも飲める薬膳スープです。食前に飲むことで、食べ過ぎを防ぎ、お腹回りのぜい肉が増えるのを予防することができるでしょう。

もちろんスープを飲むだけで劇的に痩せるということはありません。毎日の生活で摂取カロリーを減らすこと、脂っこいものや炭水化物(お酒や白飯など)の摂り過ぎに気を付けること、週に1,2回は必ず有酸素運動をすること、これらと組み合わせることでさらなる効果が期待できます。

漢方や薬膳は中国では普通に一般の家庭で概念として受け入れられ、広く知られているものです。敷居を高くせずに、まずは簡単なスープやスイーツなどを利用して身体を作ってみるのはいかがでしょうか?(執筆者:cuco)


この記事の著者

久古 かをり

久古 かをり

調理師で食べることと簡単でおいしい料理を作ることが大好き!トラベラーでもあり英語圏、中国語圏を渡り歩いて各国の料理を食しているうちに漢方・薬膳に出会い、「医食同源」の言葉に共感して体の不調を食べ物で治す方法を学ぶようになる。現在生活の大半を香港とその周辺の広東圏で過ごし、漢方と香港スイーツを習得中。

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