RPGはもう古い 「代替現実ゲーム(ARG)」って何?


アラフォー世代が始めてゲームに接したのは、小中学生の頃のファミコンでしょう。「ドラクエ」や「FF」シリーズなどのRPGに当時ハマった、という方も多いと思います。

最近はゲームも大きく様変わりました。以下では「ARG」というゲームについてご説明しましょう。

ARGって一体何?


ARGとは「Alternate Reality Game」の略で、日本語に直訳すると「代替現実ゲーム」になります。明確な定義は難しいのですが、その名の通り、現実の一部を仮想世界のゲームに取り込んでプレイするスタイルのゲームを指します。

アラフォー世代の子供たちもちょうどゲームに夢中になっているかもしれませんが、親達が心配なのは仮想世界でゲームばかりしていると、現実に生じる問題に対処する力を培えないのでは、という点ではないでしょうか。

その点、代替現実ゲームは現実とインタラクティブに繋がるため、教育的な観点からも子供たちに問題解決能力を養う助けになると指摘する専門家もいます。

家事を楽しくする「チョアウォーズ」

1つ例を挙げましょう。2007年にイギリスで開発されたARGの1つ「チョアウォーズ」を使えば、いやいやながらやっていた家事をみんなで楽しくすることができるようになります。

ゲーム自体はRPGのようにパーティーを組んで、アドベンチャーをするというもの。自分のアバターを設定して、自分のキャラクターもレベルアップしていく楽しみもあります。

日本語版は出ていませんが、英語版もそんなに難しくないので、子供と一緒に辞書を引きながら、設定することが可能ですので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

面白いのは、面倒くさい家事をミッションとして設定しておくということ。

例えば「トイレ掃除」「夕食の皿洗い」、「掃除機をかける」、「洗濯をする」といった日常の家事をミッションとして設定し、そのミッションを他のメンバーよりも先に完了したら、金貨や経験値をゲットすることができます。

そして、ゲットした金貨は現実世界でも使うことができるようにします。例えば、「金貨100枚たまったらプレゼントをあげる」とか「30枚でドリンクをおごる」といった具合です。

大事なのはゲームをするように現実を生きること


上に挙げたゲームから学べることは、目標を設定して、目に見える成果を実感できれば、現実はまったく違ったものに見えるということ。これは別にARGをするかしないかにかかわりなく、私たちすべてが学べる思考パターンです。

そもそも私たちが小さい頃からゲームに求めていたのは、冒険によって得られる刺激、成長できているという喜び、仲間と力を合わせて1つのことを成し遂げる充実感なのではないでしょうか。

毎日が何となく過ぎていくように感じているなら、ARGを試してみるのも1つの方法です。受け身だった生活スタイルが、主体的なものに変わるかもしれません。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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