日本人は食べ過ぎ 食事量を減らせばもっと健康になれる


「なんだか力が出ない…」

そんな時、アラフォーの皆さんはどのように対処していますか? 人によっては「力をつけるためには鰻だ!」といってさらに食べ物を胃に詰め込む方もおられるかもしれません。

しかし、それって本当に効果的なのでしょうか?

食べ過ぎが体を疲れさせる

風邪の時などにも「食べないと力が出ないよ」というセリフを聞くこともありますが、実は元気が出ないときに食べるのは逆効果なのです。

というのも、体の中で最もエネルギーを消費するのは消化する作業。本来なら体の回復に回せるはずのエネルギーが、胃腸に食べ物がガンガン入ってくれば、限られたエネルギーは欠乏状態になってしまい、疲れはますます増幅されることになります。

「鰻信仰」も同じです。力が出ないときは胃腸が弱っている時ですが、そんなときに高カロリーのものを摂取すれば、体にとっては負担になるだけです。

日本人を含め、現代人は食べ過ぎです

朝からコンビニのおにぎりやパンを無理に頬張り、お昼は牛丼や食堂の定食、おやつにコンビニのお菓子を食べ、夕食はお酒を飲みながらやはりタンパク質中心の食事。人によっては寝る前にシメのラーメンとなれば、胃腸には休む時間がありません。

人間の体が食事を完全に消化、吸収、排泄するためには18時間かかると言われてます。つまり、その時間に食べ物が入ってくると、胃腸は休養がとれません。そうなると、胃腸の機能が低下し、その中には常に食べ物が滞留した状態になり、それが悪玉菌の餌となり、病気の原因になる可能性も高まります

食事量を減らせば、寿命が延びる

食べるものが人間の体を作っていることは事実ですが、これまで日本人は体に良いものを「食べる」ことばかり考えてきました。カルシウムを摂取するためには牛乳、筋肉が必要なので肉を食べる、エネルギーを生み出すためにはご飯、などなど、ずっと「足し算」の論理で食事をしてきたのです。

しかし、これからは逆に「引き算」の論理、つまり何を食べないか、という発想も必要になってきます。実際、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの研究者によると食事量を40%減らすと寿命が20%延びるとのことです。

漢字から学ぶ「食」

日本の漢字は良くできているなと思いますが、「品」は「口」が「山」の形なっていますから、山のように食べ過ぎることを象徴しているとも言えます。「癌」という漢字に注目してみましょう。その「品」に「山」が加われば、「病」になるということを表しているのです。

食事は人生の幸せの1つですが、死んでしまえば、美味しいものも食べられなくなります。美味しいものを末永く食べられるように、食べ過ぎには気をつけたいものです。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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