「世界で一番住みやすい国」デンマークの人々の生活から「幸福」を学ぶ


デンマークというと多くの人にとってイメージが湧きにくい国の1つかもしれません。

しかし、2013年、2014年、2016年と近年だけでも3度も「世界の幸福度ランキング」で一位に輝いている国なのです

いったいなぜ? その理由を検証して、真似できるところは私たちの日常にも取り入れてみましょう。

デンマーク人が幸せな理由とは?


デンマーク人が幸せだと評価される理由は多岐に渡りますが、根本的な理由を挙げれば富が再分配されているという点でしょう

国民負担率世界第一位はルクセンブルクですが、デンマークは第二位であり、その国民負担率は68%にまで達します。

日本で同じようなことをすれば必ず国民から批判されますが、デンマークではなぜ国民はその高負担に納得しているのでしょうか?

それは福祉を含めた政策に関して政府がオープンにしているからです。記者クラブがある日本とは異なり、デンマークでは真の意味で報道の自由が機能しています。

その結果、国民は自然と自分たちの国の政治に関心を持ちます。日本では「投票なんて言ってもいかなくても同じ」という無気力、無関心が蔓延していますが、デンマークの投票率は平均90%前後と言います

結果として国民が自分たちの富がどのように再分配されているか納得した上で税金を払います。富裕層も含めてそうしますから、貧困層が生まれません。

貧困層が生まれなければ、皆が同じように教育を受けることができ、政治に積極的に参与できる学力、思考力を身に付け、誰もが適切な仕事に就くことができる、という良い循環が生まれます。

デンマークのコーヒー消費量からも幸福度が分かる!

デンマーク人はコーヒーを飲むのが大好きで、その消費量は世界第7位だそうです。ちなみに日本もかなりのコーヒー好きのように思われますが、38位とのこと。

コーヒーを飲むためには心の余裕が必要。そしてコーヒーがあれば、人と人とのコミュニケーションが生まれます。

デンマーク人の幸福を日常生活に取り入れよう

デンマーク政府の政策を日本にそのまま当てはめようというのは無理があるかもしれませんが、ビジネスや家族生活に当てはめることができる点はいくらでもあります。

1つとして、デンマーク人はコミュニケーションをオープンにすることによって成功を収めているということです。政策がうまく機能にしているのも、情報の透明性によって担保されているからこそ。

これは日本人の私たちも見習えることで、職場のチームや家族において、お金の近い道やこれからの方向性やプランに関して、上司や父親だけが情報を握るのではなく、それをオープンにして、一人ひとりに主体的に関心を持ってもらうなら、社内や家庭内にもっと一体性が生まれるはずです。

デンマーク人のように美味しいコーヒーでも飲みながら、おしゃべりする機会をもっと増やしてみてはいかがでしょうか?


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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