先の見えない時代でもこれだけ押さえていれば「飯は食える」


長引く不況、経済構造の変化、コンピューターやロボットによる職場の合理化などで、今就いている職業をずっと続けられるか不安を感じているという方も多いでしょう。かつて日本企業は終身雇用で、有名企業に就職したらその後のことを心配する必要はありませんでしたが、今は時代が大きく変わりました。

ロボットが仕事を奪う


今の時代、「手に職を付けても一生食うのに困らない」ことを保証してくれるものは正直言ってありません。弁護士や医者は取得するのに時間もお金もかかりますが、一旦とってしまえば、地位や名誉を保証してくれる職業でしたが、これから将来、いつロボットにとって替わられるか分かりません

2013年にオックスフォード大学が発表した統計によると、アメリカの47%の仕事が将来ロボットに替わられるとのことですし、2015年日本の野村総研が出した報告によると、同じく国内の49%の仕事がロボット化されるとのことです。

よって、これから職業を選ぶにあたり、ロボットでも出来る仕事を選ぶのは愚の骨頂でしょう。まずは専門分野として人間しかできない分野を選び、それプラスαが必要になります。

これからの時代、1つの専門知識だけでは食えない


例えば、ある人が苦労して弁護士の資格を習得したとしましょう。それ自体、とても大変な労力が必要であり、褒められるべきことでしょう。しかし、それだけで「食えるか」どうかは別問題。つまりプラスαが求められます

駆け出しの弁護士であれば、ベテラン弁護士や大手法律事務所には太刀打ちできません。そこで、どうするか? 弁護士として他の持ち味を持つように努力するのです。

例えば、その人に人を笑わせる才能があるとすれば、弁護士に「お笑い芸人」という要素をミックスし、顧客とのコミュニケーションやサービスにおいて差別化を図るという具合です。

つまり、1つの専門知識だけをコツコツ追い求めるのではなく、他の専門分野との掛け合わせをして、競争において優位に立てるようにするのです。

藤原和博が説く「飯を食えるようになるための条件」とは?


≪藤原和博氏 画像元:http://www.recruit.jp/meet_recruit/2015/11/sc04.html≫

リクルートで長年勤務した藤原和博氏は(清原和博ではありません)、条件さえ満たせば、誰でも男として飯を食えるようになると言います。その1つは「パチンコをしない男になる」というものです。

休みの日くらいリラックスして何が悪い、と思うかもしれませんが、「休みの日なのにパチンコに出かける」ことに違和感を感じないことにこそ、その人の様々な価値観が見え隠れします。

例えば、手っ取り早くお金を儲けようとすること、何かに依存しやすい傾向、家族よりもパチンコを選ぶという優先順位、パチンコを時間の無駄と思わない、タイムマネジメントに関する感覚のズレなどです。

藤原氏が挙げているのはそれだけではありませんが、何気なくやっている事一つ一つが自分の価値観の表れだと意識し自分を律していくことが、先の見えない社会で飯を食えるようになるための重要な条件であることは確かでしょう。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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