北方謙三から学ぶ、アラフォーなら持つべき「男の生き様」とは?

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アラフォーにとって「ホットドッグ・プレス」は馴染みの雑誌だと思います。その誌上で16年にわたって連載された記事「試みの地平線」で熱いメッセージを送り続けていた作家の北方謙三氏、今や68歳になった北方氏はアラフォーになった男たちにとって「男の生き様」とは何かを教えてくれます。

「水滸伝」で描いたのは人間の生き様


≪水滸伝 画像元:http://www.shueisha.co.jp/dai-suiko/index.html#≫

北方氏といえば、数多くの著作で知られますが、最近では全51巻からなる「水滸伝」三部作(「水滸伝」19巻「楊令伝」15巻「岳飛伝」17巻)を完成させました。

彼はこれまでの作品の中でも「男の死に様とは? 男はどう生きるべきか?」というテーマを追求し続けてきましたが、水滸伝の中でも歴史の英雄だけでなく、人知れず亡くなっていった男たちの生き様、死に様にこだわっています

北方氏は雑誌のインタビューの中で作品のテーマに尋ねられ、

「自分もいつも孤独な状態で書いているから、(作品の人物と)パッと触れ合った瞬間、ものすごく澄んだ音がするんだよ。そういう瞬間を積み重ねているうちに、あるべき人の生き様、死に様が自然と浮かんでくる」

と述べています。

つまり、普段何気なくぼーっと生きている男が華々しい死に様を迎えることはあり得ないということです。生き様と死に様とはコインの裏表のようなもので、もっと言ってしまえば、男の生き様は人から注目される大舞台だけでなく、日常生活の小さな局面の積み重ねであると、北方氏は言っています。

北方氏の過激なメッセージの背後にあるもの

≪北方謙三 画像元:http://haribo01.hateblo.jp/entry/2015/11/04/113000≫

ハードボイルドで、酒と女と葉巻がセットになった北方市にはどこかハチャメチャな印象ありますですが、実はかなりストイックな方です。

完成したばかりの全51巻からなる水滸伝も、流れに任せて書いたものではなく、今から約20年あまり前に立てた構想といいますし、水滸伝19巻は、それぞれの巻はすべて原稿用紙500枚にきっちり収められており、一枚も狂ったことがないと言います。

水滸伝にしても、三国志にしても、歴史小説を書くためには相当の調査が求められますから、文献の読み込みの量も半端ではありません。そもそも何十年にも渡ってこれだけのペースで執筆を続けるためには高い自己管理能力が求められます。

時にアラフォーに対しても「一発上司を殴ってみろ」と過激なメッセージを発信することがある同氏ですが、それをそのまま受け止めると大変なことになります

北方氏が言いたいのは、「男なら自分のやりたいことを真剣にやれ、やるなら死ぬ気でやれ、中途半端なのが一番情けないこと」ということなのです。

自分の生き方に誇りが持てるアラフォーになれ

アラフォーになると、人生の方向性はすでに決まりかけており、今後大きな方向転換をすることも難しいでしょう。もし、今の自分の生き様に満足しているなら、さらに生活のディテールにこだわりましょう。

例えば、自分のちょっとした言葉の使い方、時間の使い方、家族に対する接し方など、ビジネス上の大舞台だけでなく、生活の小さな局面が自分の生き様、しいては死に様を決めることを忘れないようにしましょう。

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この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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