「世界中の100歳」を研究して分かった、長寿の究極の秘訣とは?


健康に関する情報が溢れる現在、いろんな食べ物や方法を試してみては挫折する、という方も多いと思います。本当に価値ある情報を見極めるのが難しい中、確かな情報は「実践」の中にのみあります。つまり、すでに長寿の方の健康法を知れば良いのです。

慶應医学部の研究で明らかになった長寿の秘訣とは?


日本人は他国と比べて長寿と言われながらも、寿命を全うする人は少なく、多くの方がガンや心臓病、高血圧などになり、それが原因で亡くなります。つまり100歳まで生きたければ、病気にならないことが大切です。

では、多くの病気の原因はどこから来るのでしょうか?

1つの原因は糖尿病で、都内に住む100歳の方々を4年に渡って調査した慶応大学の調査によると、それら長寿の方々の糖尿病の罹患率がわずか6%と極端に低いことが分かったとのことです。

そして、興味深いことに、調査対象になった100歳以上の方々の体に9割に共通点がありました。

それは、アディポネクチンというホルモン物質の血中濃度が非常に高いということです。このアディポネクチンはインスリンの働きを良くし、血中の糖の代謝を活発にすることで知られています。

アディポネクチンを増やす鍵は?


アディポネクチンは体内の脂肪細胞から分泌される物質のため、年齢とともに痩せすぎてしまうと、分泌がどんどん減ってしまいます。そのため、多少メタボなくらいがちょうど良い、というようなお医者さんにいるくらいです。

勘違いすべきでないのは、肥満であればあるほど、アディポネクチンの分泌が増えるわけではないということです。実は内臓脂肪が増えれば、この物質の分泌は減る傾向があることが分かっています。

つまり、食生活をきちんとコントロールせずに、自分の食べたいものを食べたいだけ食べるような生活では、アディポネクチンによって糖尿病が抑制される効果は望めないと言ってよいでしょう。過度のダイエットをするべきではありませんし、運動不足になってもいけない、「中庸」がとても大事だということです。

アディポネクチンを増やす食事とは?


では、このアディポネクチンを増やすためにはどんな食生活を送る必要があるのでしょうか?

大豆に含まれているβ-コングリシニンはアディポネクチンを増やすことが知られていますし、青魚に含まれているEPAも効果的です

結局、日本人が昔から食べている豆腐や味噌、イワシやサバなどを中心にした食事が長寿にも良いということになります。大事なことは結局いつも同じですが、様々な証拠で多方面から確証付けられると、それをしなければという動機付けも強められます。運動と和食で長寿を目指しましょう。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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