向上させろ!パパの「質問力」


職場でも、家庭でもコミュニケーションの重要性は今更強調する必要はないと思いますが、このコミュニケーションの質を向上させるにあたって鍵を握るのが相手に質問する力です。

「質問なんて別に難しくない」と思っている方も多いと思いますが、実は非常に奥が深い技術なのです。

「質問力」とは?


質問力を向上させるためにはまず「オープン・クエスチョン」と「クローズド・クエスチョン」の違いを学び取ることが必要です。

「クローズド・クエスチョン」とは相手がAかB、あるいは「イエス」か「ノー」で答えられる二者択一の質問のことです。

これに対して、「オープン・クエスチョン」とは、相手が選択肢にとらわれることなく自由に自分の意見を言い表せるような質問のこと、つまり「どのように?」「なぜ?」といった質問を指します。

「オープン・クエスチョン」は、相手から多くの情報を収集することができますが、親しくない相手に最初からこの質問ばかり投げかけると、相手は口を閉ざしてしまうでしょう。

また、家族など例え親しい相手でも、相手の気持ちが落ち込んでいるような状況で「オープン・クエスチョン」ばかり投げかけるのも適切ではありません。

それに対して、「クローズド・クエスチョン」は基本的に「イエス」か「ノー」で答えることができるので、会話のきっかけを掴んだり、それほど親しくない相手も緊張せずに答えやすかったりと使いやすい質問形式です。

大切なのは、この二つのタイプの質問を織り交ぜながら、質問することです。そうすると、相手と良好な関係を保ちながら、必要十分の情報を収集することができます。

職場で「質問力」を向上させる


上記二つのタイプの質問を最大限に活用できるのは商談の場でしょう。顧客のニーズを知るためには最終的にはオープン・クエスチョンを活用したいところですが、最初はクローズド・クエスチョンで様子を伺いながら、相手の信頼関係を得るべきです。

また、部下や同僚が落ち込んでいることに気づいた時にも質問力は大切です。

いきなり、「元気なさそうだけどどうしたの?」と言われても相手は面食らってしまうかもしれませんが、最初は「体調悪い?」「風邪でもひいた?」というようなクローズド・クエスチョンできっかけを掴み、相手に対する関心を表すことが大切です。

家庭で「質問力」をアップさせる


子どもとの関係で、上手に質問することは大変重要です。子どもが親を無視したり、乱暴な口をきいたりすると、すぐにカッとなって「なんだ!その態度は!?」と言いたくなりますが、その気持ちを抑えて、質問しましょう。

「学校で何かあったのか?」「成績のことで悩んでいるのか?」などと、クローズド・クエスチョンから会話の糸口を掴みましょう。この際、クローズド・クエスチョンを連発して、尋問しているような雰囲気にならないようにすることが大切です。

「質問力」を意識し始めると、普段の会話の中で私たちは意外に質問していないことに気付くはずです。もっと質問力を向上させれば、職場や家庭のコミュニケーションはもっと円滑になります。是非試してみましょう!


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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