「完璧な親」なんて目指さなくても大丈夫 子どもの年齢=パパの年齢


親も「産まれる」のです


子どもがこの世に生を受けて「オギャー!」と産まれた瞬間、ご両親の喜びといったら言葉では表せないものでしょう!

しかしその喜びも束の間、育児は容赦なく開始されます。間髪入れずに、です。

子育てをした経験のある方ならご存じの通り、育児の日々は喜びと同じ位の割合で、いえ、もしくはそれ以上に「迷いと自己嫌悪と戸惑い」の連続です。

でも、考えてみて下さい。

子どもが産まれたからといって初めから「完璧な親」になれる人は皆無です。赤ちゃんが生まれた瞬間、パパやママは「親としての自分も産まれたんだ」と考えてみてはいかがでしょうか?

急に 「パパ」 にはなれません


特にパパにとって「親になる」という現実は、プレッシャーに感じる人が多いようです。

よく言われますが、女性の場合は自分の子を身ごもったその日から、ある意味「親としての準備」が始まります。

赤ちゃんがお腹の中で元気に育つように食事に注意したり、なるべく薬を服用しないようにしたり、体調管理したり。もしかしたら、産後よりも妊娠中の方が赤ちゃんと自分を「同化」しながら生活しているとも言えるでしょう。

ママの場合、無事に産まれた時には「私のお腹の中で、元気に育ったね! やっと対面できたね」 こんな心境です。その時点で母子間には、既になんとも言えない一体感が存在します。

しかしパパは違います。

奥さんのお腹の中から出てきた子をある日突然見せられて、

「さあ、今日からあなたはパパよ!」

と告げられても、複雑な気分というのが本音ではないでしょうか?

でも、それでいいと思います。

何故なら、赤ちゃんが0歳ならパパ歴も0年。子どもが5歳になればパパ歴5年、想像していた以上に親も子どもと一緒に育っていくものであり、逆に子どもに教えられることだらけの毎日です。親も子どもと一緒に成長します。子どもの成長と共に、驚くほど変わっていくパパ自身も存在するのです。

ですから、親になったその日から 「親らしいことをしなければ」 とか 「親としてしっかりしないと」 と必要以上に自分自身を奮い立たせる必要はないのでしょう。

長期スパンで考える


一度始まった育児は、決して途中でやめることができません。 

成人になるまでなら最低でも20年間、社会人として一人前になるまでなら、20年間以上です。

経済的サポートはもちろん、物理的、精神的サポート。「育児」、つまり人を育て上げるには月日が必要で、決して簡単な仕事ではありません。それは長い長い道のりです。

でも、子どもが少し大きくなった時、親としての自分を冷静に振り返るとおかしなもので「自分も成長したなあ」と感慨深くなるから不思議です。

「パパと一緒に成長していこうな!」

 
こんな風に思えたら、育児に対して今までと違ったアプローチができるかもしれません。


この記事の著者

エメラルド

エメラルド

都内在住40代の働くママ。ただし2人の息子の育児を最優先すべく、自営で時間をやりくりしながら充実しまくった育児生活を満喫中。「人間を育てるには年月がかかる。短期的プランでは無理」と心から思っており、幼児教育や人材育成、また海外経験を生かしたグローバル教育をライフワークとする。息子達はバイリンガル。

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