良いパパが子どもに「頑張れ!」と言わない理由


良いパパの定義、条件はいろいろありますが、その1つに「頑張れ!」と言わないということを挙げたいと思います。「え!?子どもを励ます父親は良いパパなのでは?!」と思う方も多いと思います。

では、なぜそうではないのか、以下にその理由をご説明しましょう。

「頑張れ!」という言葉が与える印象

「頑張る」は、人を励ますときにとても便利な言葉ですが、子どもに対して使う時は注意が必要な言葉です。とても便利な言葉だけに何も考えずに言えるため、それほど関係が深くない相手に対しても使うのではないでしょうか。

逆に言えば、子どもはそのような相手ではない、ということです。子どもは父親に自分が何をしているのか、どれだけ努力しているのかを知ってほしいと願っています。

ですから、父親がそうするための努力をせずにただ「頑張れよ」と言われるとがっかりしてしまうのです。また、多くの場合、子どもはすでに頑張っています

学校で子どもがどんな状況にあるか、もしかしたらいじめられたり、イヤな思いをしたりしているかもしれないのに、「頑張れよ!」と一言で片付けられると、子どもは「一体これ以上どうすればいいのか」と腹立ちすら感じることになります

結果として子どもとの関係はどんどんと疎遠になっていくのです。子どもは「頑張れ」を連呼する父親に自分の気持ちを話そうとは思わないでしょう

「頑張れ」と突き放すより、一緒に取り組む

「そんなこと言っても自分の父親もいつも『頑張れ』と言っていた」という方も多いでしょう。確かにアラフォーが子どもの頃はそれでも「頑張れ」たのかもしれません。

しかし、今はその時代よりもさらに多くのストレスに子供たちはさらされています。

それで、大切なことは「頑張れ」と言って突き放すのではなく、子どもたちの身に何が起きているのかを知ろうとすることです。一緒に食事をしたり、遊んだりしながら子供たちの気持ちを聞き出すようにしましょう。

どうしても言うなら「頑張れ」よりも「楽しんで」

子どもにただ言葉をかけるよりも大切なことはいつも子どもに関心を払い続けることですが、それでも大切なシーンで子どもに言葉をかけたければ「頑張れ」ではなく、「楽しんで」にしましょう

普段子どもの勉強をよく見てあげているパパが、テストの本番に子どもに一言「今日のテスト、楽しめよ!」と言ってあげれば子どもはどれだけ力を得ることができるでしょう。

「頑張れ」に限らず、知らず知らずのうちに発している言葉の重みを親はもっと認識擦る必要があるのかもしれません。


この記事の著者

木下 まさひろ

木下 まさひろ

学習塾、法律事務所勤務を経て、現在は海外在住。『Festina lente(ゆっくり急げ)』を座右の銘に真のスローライフを実現すべく奮闘中 。毎朝の野菜ジュースと週3回のジムは欠かさない。40代前半。

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