息子に教えるべき勉強以外のコト 蕎麦と銭湯とキャッチボール


幼い男の子にとって「父親」は、まるで未来から来たように何でも知っている「師匠」です。虫の名前や捕まえ方、ノコギリの使い方、焚火の火起こし…と、振り返れば筆者もいろいろな「ライフハック技」を教わってきました。

母親は子供が安全で健康で過ごせる事柄を口にしていることが多いように感じます。つまりは「手を洗いなさい!」、「道路は右側を歩きなさい!」、「虫除けスプレーは?」と、まあ、はっきり言って何かとうるさい存在なのかも知れません。

今回は母親とは違った「息子に教えるべき勉強以外のコト。」について述べたいと思います。

育むべきは「想像力」「社会性」「美学」


男の子にとって大切ななことは何か? と言う問いにあなたは何と答えますか?

「正義感」や「根性」、「優しさ」、などなど、いろいろな答えがあると思いますが、これらは全て考える力と、それを善しとする判断が必要な事柄だと言えます。

善悪の分別が付かなければ正義感は育ちませんし、子犬はとても弱いものと判らなければ優しくできません。大切なのは、考える力=「想像力」、言動のルール=「社会性」、そして自己肯定=「美学」であると言えます。

この「想像力」「社会性」「美学」を育むのに「蕎麦と銭湯とキャッチボール」で例えてみたいと思います。

「蕎麦と銭湯とキャッチボール」

蕎麦

落語にも再々、登場する「蕎麦」は寿司と並んで「粋」を象徴する食べ物です。美学とは粋なものであり、粋とは全ての文化の礎です。蕎麦には「○○道」にも通じる「粋」があり、「野暮」もあります。

一緒に蕎麦を食べに行きましょう。音を立てる食べ方を教えてあげて下さい。そして、作り手の思いを汲み取る想像力を育みましょう。

銭湯

そして銭湯は小さな世の中です。いろいろな人が居ます。銭湯にはいろんなルールがあります。掛け湯をしてから入る、湯船で泳がない、タオルを浸けない、後ろを伺いシャワーを使う、水滴を拭いてから上がる…などです。いっぱいのルールを守って、皆が楽しく、気持ちよくなれる場所が銭湯なのです。

キャッチボール

キャッチボールはボールを使った無言のコミュニケーションです。投げる相手の立ち位置や捕り易さを想像することで成立するのです。そして、子供にとってはプレゼンテーションの場所でもあります。「こんな遠くから投げても届くよ!」「球が速くなったでしょ?」と、一球一球、投げてきます。大いに評価してあげて下さい。

如何でしょう? 男の子が好きそうな3つの場所・事柄を題材にしましたが、もちろん蕎麦が寿司でも、銭湯がスパホテル三日月でも全く以てOKです。

重要なのは「師匠から学ぶ」と言うこと。筆者も含め頑張りたいと思います


この記事の著者

竹内 英司

竹内 英司

50歳にして5歳児の父。育児から政治までを語る、主夫兼在宅ライター。

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