夫婦を襲う「産後クライシス」とは? 症状と3つの対策


「産後クライシス」という言葉を聞いたことがありますか?

夫婦の危機について知っておかないと、思いもかけないことになるかもしれません。どんなものなのか、対処法も含めてご紹介します。

産後クライシスって?

産後クライシス

産後クライシス(crysis)とは、お産後に夫婦に訪れる危機をいいます。NHKの番組で作られた言葉で、その後よく使われるようになりました。

厚生労働省の調査で子どもが0~2歳での離婚が約30%もあったことから原因を調査したところ、どうも産後に夫婦仲が悪化するケースが多いことが分かり、これが「産後クライシス」と名付けられたのです。

なぜ起こる?

育児疲れ

産後クライシスの背景には、育児に追われるママが精神的なストレスがあります。産後のママの体はホルモンバランスの乱れと育児疲れでクタクタになっています。

そこへ無理解なパパの言動が加わると、ママはいつもよりも神経質に捉えてしまい、夫にストレスを感じることになります。子どもが生まれても生活が変わらないパパとは異なり、産後育児中のママは心が敏感になっているのです。ストレスがエスカレートすると「産後うつ」になることもあります。

症状と対策について

産後うつ

ママにこんな様子がないかチェックしてみましょう。もしあれば、産後クライシスのはじまりといえるかも知れません。

・ささいなことにイライラする
・急に泣いたり、ふさぎ込んだりする
・ちょっとしたことで攻撃的な言葉が返ってくる
・話しかけても上の空で、あまり話をしてくれない

もし、こんな様子が見られたら、パパは早く対処しましょう。次のような方法を考えてみてください。

1. 適切な声がけをする

まず、心配していることを伝えましょう。自分の状態について気がついていないママもいます。「どうしたの?」と声をかけ、話を聞いてあげましょう。それだけでも気持ちがすっと晴れるはずです。

2. 子どもとママを二人きりにさせない

子どもママの二人きり育児は、ママを精神的にどんどん追いつめます。休日はできるだけ家にいて家族で過ごすようにしましょう。数時間でもママに一人で好きなことをする時間をあげると心が落ち着きます。

3. 女性の理解者を見つける

ママの大変さは育児経験のある女性にしか分からないところもあります。おばあちゃんや友達など、女性の理解者を作って話を聞いてもらうようにしましょう。ママ・サークルへの参加をすすめるのもよいです。

まとめ

産後クライシスは、どの夫婦にも起こりうること。人ごとだと思わずに、ママの様子をチェックしてみてください。ママに任せっきりになってるなと思ったら、一緒に今後の子育てについて話し合ってみましょう。


この記事の著者

花田 まゆこ

花田 まゆこ

小学生と中学生、2人の男の子のママ。無我夢中の子育て期を経て、ようやく子育ての楽しさを実感し始める。最近は先輩ママとしてアドバイスを求められることも多い。思春期にさしかかった子ども達と、これからどうやって遊ぼうかワクワク思案中。

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