「ダメ、ダメ、ダメ」では何も伝わらない パパにできる躾(しつけ)とは?


「あれはダメ、これはダメ」と言うのは躾(しつけ)ではない?

パパは何を言ってるの?

子供に対して、してはいけない事を教えるのは親として大切な役目です。しかし、教えなければいけない場面に遭遇した時、「ダメ!」や「やめなさい!」の一言で済ませてしまっていませんか?

そんな時に子供が受け取るものは、「これをしたら怒られる」、「これをしちゃダメなんだ」という感情。「なぜダメなのか」というところまで踏み込めないのです

躾(しつけ)という言葉

自立

「躾」という漢字は、中国から伝わった漢字ではなく日本で生まれた漢字です。語源は、仏教の「習慣性」を意味する「習気(じっけ)」が一般に広まる過程で「しつけ」に変化し、元々の日本語「仕付ける」と混同して名詞化したと言われています。

漢字の通り、「身だしなみを美しくする」と広く解釈されていますが、違った解釈もあるのをご存知ですか?

「仕付ける」とは元々裁縫の言葉で、仕付け糸を使用して「形が整うよう、仮に縫い付けておく事」です。そしてその仕付け糸は完成に至る過程で外され、完成した時にそこにあってはいけないものです

子供に対しても同じように、自分で考える事ができるようになるまで親が枠組みを与えて生活習慣を形作ってあげる事が必要なのです。いわば、自立(自律)することができるようになる手助けをする事です。

子供が自分で考えて行動できるようになれば外してあげる事を前提として、親がうまく導いてあげる事が大切なのです。

パパにできる仕付け

水たまりに入る

例えばお子さんが水たまりに入っていきそうになったらどうしますか?

「ビショビショになるからやめなさい!」

そうじゃないんですよ。子供は「ビショビショになるのが楽しくて」やるんです。楽しいと思う事を、楽しくないからやめなさいと言われてもピンときませんよね。

「それが楽しい」という事を共感してあげられる存在、それがパパなんです。子供と同じ目線に立って物事を考えながら、導いてあげる事。それがパパだからできる「仕付け」だと思います

「やってはダメ」の理由

自立を促すのがしつけ

「なぜ○○してはいけないの?」

小学校低学年の子供達に聞くと、「ママに怒られるから」、「先生に怒られるから」という理由です。でも高学年の子供達に聞くと、「○○が困るから」、「○○に迷惑をかけるから」という理由に変わってきます。

いけない事に関して、「なぜしてはいけないのか」という事を考えられるようになってくるのです。

そう導いてあげるのが「躾」であると思います。

子供は、親が思っているより親の言葉を聞いていますよ。理解するのに知識が足らないだけなんです。なぜ言う事を聞いてくれないのかというと、親の言葉の真意が伝わっていないからなんです

言う事を聞かせるのではなく、言う意味を理解できるように導く事が「仕付け」であり、「躾」につながるのだと思います。

最後に

もう一度言います。子供の躾は親としての大切な役目、義務です。

子供は大人になる過程でその躾の意味を知ります。伝わるまでに気が遠くなる程の時間がかかりますが、我慢しましょう。

親だからできる我慢だと思えば、将来が少し楽しみになりませんか?


この記事の著者

cojiro

cojiro

cojiroです。中学3年男子の父、2年前から叱る方の担当です。一人息子を溺愛する奥さんと、何度となく衝突しながら現在に至ります。ママが望むような理想のパパを目指すと疲れます。頑張り過ぎずにパパを楽しめるうちに目一杯楽しみましょう

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