「魔の二歳児」は夫婦で協力して乗り越えよう! 原因と対処法を伝授します


保育士をしている者にとってはポピュラーな定説「魔の二歳児」。

二歳児クラスとは4月スタートで二歳、誕生日が来ると三歳になる子どものクラスの事を言います。

この二歳児クラスは年長さんと同じくらい、もしかしたらそれ以上に大変かも知れません。そのため保育のプロである保育士も手を焼く事が多く、ある程度の経験がある保育士に任せる園が多いです

今回は「魔の二歳児」と呼ばれる所以について、原因と対処法、乗り越え方をご紹介したいと思います。

魔の二歳児、その原因は?


保育のプロでさえも手を焼く二歳児クラス。保護者が困惑するのは当然の事かも知れませんね。

保護者から「最近まったくいう事を聞かなくて…」という相談が多いのもこの年代なのです。

魔の二歳児は通称イヤイヤ期とも呼ばれています。何をするのも嫌、出かけるのも、帰るのも、お昼寝をするのも、ご飯を食べるのも、とにかく全てが嫌だと体全体を使ったり泣き叫んだりして自己主張します。

これは子どもの成長にとって必要な第一次反抗期が関係しているようです。

やろうとしている事がうまく出来ない、伝えたい事が言葉でうまく伝えられない、思い通りにいかない、そんな自分の中での葛藤が癇癪という形で表面に現れています。

子どもは親を試している! 心を強く毅然とした対応を!


買い物に行った時、おもちゃやお菓子を買ってほしいと癇癪を起こした時、どのような対応を取るのがベストなのでしょうか。

店の中でギャンギャン大泣きされると、どうしても周囲の目が気になりますよね。子どもが主張するまま毎回のように欲しいものを買ってあげると、子どもは「泣けばすべて思い通りになる」と学んでしまいます

かといって癇癪を起こす子どもに対し、「いい加減にしろ!」等と大声で怒鳴りつけるのもあまり良い方法とは言えませんよね。

そこでおすすめの方法は「約束」です。


出かける前に

「今日はおやつ一つだけで我慢しようね。」
「今日はオモチャを買わないよ。我慢出来たら次に行った時に買ってあげるね。」

等と子どもと約束をかわしましょう。

もしそれでも癇癪を起こしてしまった時、「約束したから、今日は買わないよ。」と、どんなに泣き叫んでも、絶対に子どもの言いなりにはならないようにして下さい。

親の対応は子どもにしっかり見られています。ここは子どもに振り回されず、毅然とした態度で接するようにしましょう。

帰宅後はパパやママに「約束」を守った事、きちんと我慢できた事を報告し、大げさなくらいたくさん褒めてあげたり、ギュッと抱きしめてあげたりしましょう。

次の買い物の時は「この前はちゃんと我慢できたもんね、今日はどうかな?」などと、前回きちんと出来た事を改めて伝え、次につなげていきましょう。

いずれは落ち着くイヤイヤ期。肩の力を抜いて持久戦に備えよう!


魔の二歳児に悪戦苦闘し、子育てにすっかり自信を無くしてしまっていた保護者。そんな保護者でも「三歳児クラスに進級したらそれまでが嘘のように落ち着きました!」と言う人がほとんどです。

子どもによって反抗期の期間は様々ですが、この発言が物語っているように、悪夢のような日々もいずれは終わります。

最初の反抗期は子どもの成長にとってはもちろん、親である私達も子どもを通して成長する事が出来る、とても重要な期間ととらえましょう

癇癪を起こしている子どもを無理やりだまらせようとするのではなく、時には安全な場所で思い切り暴れさせ、少し距離を置いて眺めてみてください。

「成長しようとしているんだなぁ」と客観視するのも良い方法かも知れませんね。

魔の二歳児と呼ばれる第一次反抗期真っ只中の子ども。

対応のポイントとしては以下になります。

「約束をさせる」
「子どもに振り回されず、毅然とした対応」
「出来たら褒める」
「一生懸命になりすぎない」

1人では大きなストレスになりかねない魔の二歳児の対応。パパとママとお互いに愚痴を吐き出し、子どもの些細な成長を伝え合う等して二人三脚で乗り越えて下さいね。


この記事の著者

花央

花央

元保育士、現在1歳の息子を子育て中。保育士時代の知識や経験を生かしつつ、子育て中の母のリアルな心情を記事にしていきたいと思っています。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る