9歳から始める「子どもMBA」のはなし ~シンガポール発~


STEM教育とは?


≪画像元:シンガポールSTEM教育塾 THE KEYS ACADEMY

シンガポールに「STEM教育」を行う、アカデミーがあります。

STEMとは
S: Science
T: Technology
E: Engineering
M: Math

の略です。

科学、技術、工学や数学に焦点を充てた内容に特化しているそうです。

ここは4歳以上の子どもが週末や長期休暇の際に通うことができるアカデミーで、Robotics(ロボティクス)では、レゴでロボットを造ってコーディングで動かしたり、Mini MBAでは大人顔負けのプログラム内容で、プロジェクトスタイル、プロファイリング、プレゼンテーション、そしてチームビルディングの一連の流れを経験し、将来の「起業家を育てる土台」を築いてくれます。

最近、ロボティクスは日本でも大会が開催されるようになりましたが、中学生以下の子どもが定期的にこのような体験をする機会は、国内ではまだ少ないように思えます。

「時期尚早」とは何なのか?

小学生がMBA? 4歳児がコーディング!?

時期尚早じゃないの? とちょっと耳を疑うことかもしれませんが、逆の視点からすると何を以って「尚早」なのか、誰がそれを決めたのか・・・?

「その子が秘めた可能性を全て把握するのは親でも困難」だと思いませんか?

そもそも、「○歳児にはこんなことを、△歳になったらあんなことを」と子どもの年齢に対してできる範囲の「枠」を決めてしまうこと自体、子どもの可能性を阻んでしまう発想ではないのか? と、このシンガポールのアカデミーを知り、あらためて痛感しました。

従来の教育に対する発想からはかけ離れた内容です。しかし、これらのプログラムにまだ小さな子ども達が関わってみると、驚くほどの対応を見せるそうです。

では、親の私たちはどのようにしてわが子の可能性を普段の生活から最大限引き出してあげれば良いのでしょうか。

「やってみたい」を受け入れる

一つは、親が「環境を作ってあげる、環境に入れてあげる」こと。学校選びや習い事や地域スポーツへの参加。親が背中を押してあげることで、子どもが初めは乗り気ではなかったことも経験してみたら面白かった!というのはよくある展開です。我が子を一番理解している親だからこそ、できる業です。

次に以外と難しいのが「子どもがやりたがったり興味を持ったこと」に対し、そのサインを見逃さずに何でも挑戦させてあげることではないでしょうか。

子どもは普段の生活の中でも「そんな事を考えていたの!?」と驚く事を言ったり、想定外な事をやり始めたりするものです。

しかし、子どもの中に広がる「やってみたい」「試してみたい」の気持ちを「無駄だから」とか「役に立ちそうもないから」とか「準備が大変だから」という理由で未遂に終わらせてしまうのは、あまりにも残念すぎます。

例えば、

・ミルクとジュースを混ぜてみたい
・テレビのリモコンを分解してみたい
・女の子だけど、格闘技をやってみたい
・行き先を決めずに電車で旅行がしたい
・Google国内本社を訪問してみたい
・自転車で都内から江の島まで行ってみたい etc. etc…

もちろん、中にはお金がかかったり、多少危険を伴うこともあるかもしれませんが、やってみたけど出来なかった、挑戦してみたけど失敗に終わった、意外とうまくできた、予想と違う結果になった。

このような経験一つ一つが、子どもにとっては小さな科学であったり、技術であったり、未知への挑戦に繋がるきっかけになるかもしれないのです。

どうぞ、お子さんが突拍子もないことを言い始めたら、たまにはトコトン付き合ってあげて下さい。

パパにとっても今までできなかった発見や驚きを、子どもと共有できるかもしれません。

経験はプライスレスです。


この記事の著者

エメラルド

エメラルド

都内在住40代の働くママ。ただし2人の息子の育児を最優先すべく、自営で時間をやりくりしながら充実しまくった育児生活を満喫中。「人間を育てるには年月がかかる。短期的プランでは無理」と心から思っており、幼児教育や人材育成、また海外経験を生かしたグローバル教育をライフワークとする。息子達はバイリンガル。

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