「自分を誇りに思える」子どもに育てたい!  最近よく言われている「自己肯定感」とは?


「恋ダンス」で有名になった昨年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。そのドラマの中で、たびたび「自己肯定感が高い・低い」というのが取り上げられました。

自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚です。

自己肯定感が低いと、たとえ褒められても素直に喜べず、ネガティブなとらえ方をして、「もしかしてイヤミで言っているのか?」と周りの人にあたったり、疑ったりしてしまいます。

このネガティブな感情が、新しくやってみよう!という意欲も打ち消してしまい、「どうせ失敗する…」と思ってチャレンジしない子にもなってしまうのです。

日本の子どもが危機?!自分に誇りを感じられない子ども達


日本青少年研究所が発表した「高校生の未来意識に関する調査」によると、日本の子どもは、なんと2人に1人が「自分に誇りを感じられない」と答えています。

アメリカの子どもと比べると、倍以上の割合です。日本の子ども達の「自己肯定感」がいかに低いかが分かります。

子どもたちが、人の評価に左右されず、自分を認めて大切にしながら人生を歩いていくようにするには、私たち親はどうしたらよいのでしょうか。

「親の考え=子どもの考え」になる、という事実

小さな子どもにとっては、親の意見や姿勢が大きく影響します。

家族や友人と話をしている時に「うちの子ってこんなところがダメなのよ~」と言っているのを子どもが聞くと「そうか、自分はダメなのか」と理由もよく分からずに思ってしまいます。

また謙虚なところが良いと思って、「お子さん良くできましたね」と褒められると、つい「いえいえ、うちの子なんてまだまだですよ~」と言ってしまうところも、子どもの自己肯定感をどんどん下げてしまうことになります。

親の謙虚さが悪いわけではなく、子どもに「親が自分のことをダメだと思っている=自分はダメなんだ」と思いこませてしまう事が良くないのです。

褒めるだけでもダメ。大切なのは自分自身を認める心。


逆に「すごい!」「えらいね!」と褒めちぎっても、自己肯定感は育ちません

ただひたすらに褒めるだけでは、「優越感」を植え付け、「他者の評価が良くないと不安になる」ようになってしまいます。

とくに褒められなくても、できる・できないにかかわらず、子ども自身が「自分はこれでいいのだ」を自分を認める事が大切なのです。

そのためには、まず親が「子どもを認めて、誇りに思っている姿勢を見せる」ことが大事です。

「自分はどう思う?」と子どもに聞いてみる


褒めるような事があったら、親の気持ちを伝えて、それを子どもにも聞いてみてください。

「今日のスイミング、すごく頑張ってたな~って思ったよ。自分ではどう思った?」
「う~ん、頑張ったから、よかった!」

こうして、結果に関係なく「自分で自分にOKサインをつける」ことが自己肯定につながります。

他人の評価やテストの点数、合格・不合格ではなく、「頑張った自分」「やりきった自分」にOKサインをつける事が重要です。

「結果は不合格だったけど、自分はすごく頑張ったし、学んだことも多かったから良かった。」

不合格でさえも、こんな風に思ってくれる子どもに育ってくれたら、この先の将来もきっと乗り越えていけるはずです。

子どもが特別な事をしなくても、日々の生活で自己肯定感を育てることは十分可能です。ぜひ、お子さんの自己肯定感を高めてあげて下さい。


この記事の著者

Tsukky

Tsukky

南半球のオーストラリアで男の子・女の子、2人の小学生を子育て中のママです。食物アレルギーがあったり、男の子と女の子の成長のちがいに驚きの毎日ですが、オーストラリア流の「のんびり子育て」を楽しんでいます。

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