パパ育児に積極的「イクメンアワード」受賞企業の取り組みとは


「イクメンアワード」をご存知ですか? 厚生労働省主催のシンポジウムで、「イクメン」育成に大きな貢献をした企業を選び表彰するものです。どんな企業が受賞しているのかご紹介します。

厚生労働省のイクメンプロジェクトの一つ

この表彰は、厚生労働大臣主催で10月に行われる「イクメン推進シンポジウム」にて行われます。男性の育休取得を促進しようという目的で行われています。

2016年は、2グランプリ2社と特別奨励賞2社が選ばれました。表彰される=イクメン育成に積極的に取り組んでいる企業というお墨付きが得られるわけです。

グランプリ企業とその取り組みとは・・・

【株式会社丸井グループ】

男性の育児休職取得率をKPIとして公表し、全社をあげて取得を奨励、その結果、育児休職取得率が飛躍的に伸び、平成13年度に13.8%だったのが、15年度は65.5%に急上昇したそうです。ほかにも、こんな取り組みをしています。

・短期育児休職(最大7日間有休が取れる)
・一時的に勤務エリアを限定できる
・スケジュール管理の全社化

育休を誰でも取得しやすいよう、いつ取得しても周りが困らないような環境作りを行っているといえます。

【リコーリース株式会社 】

最低5営業日以上育休を取得せよと奨励する「育メン・チャレンジ休暇制度」で育休取得率が上昇、平成13年度に20.0%だったのが、15年度は76.5%にまでなったそうです。

ただ休みをとるのではなく育児を体験することを求め、休暇取得後は、育児参加報告書を提出するそうです。また、家族で過ごす時間を持てるよう、所定外労働削減をかかげ、実践しているそうです。

一時的に休むというのではなく、長く育児に関われる男性を作り、残業などの無駄な労働を省く努力もしている企業といえます。

特別奨励賞企業とその取り組みとは・・・

【大成建設株式会社 】

勤務時間のスライド制、短時間勤務、パパ座談会や父親セミナー、育児情報を伝える「パパ通信」も作成、男性育児休業取得率100%を掲げて啓蒙活動をしています。

【大和証券株式会社 】

こちらも男性育児休業取得率100%を目指し、 2016年には、入園・入学式などに休暇を取れる「キッズセレモニー休暇」を作りました。

仕事の生産性をあげて「19時前退社」を励行した結果、育児に関わっていない社員のアフター5も充実したそうです。

「イクボスアワード」もあり

実は、同日開催で「イクボスアワード」もあります。こちらは、 部下の育児を応援する管理職=ボスを表彰するもので、企業が推薦します。

2016年は、グランプリ3名、特別奨励賞4名が選ばれました。イクメンを育てるには上司の理解と協力が必要です。

まとめ


グランプリ企業はいずれも、驚くような育休の取得率。全国平均が2.65%(15年度調査)であることを考えると、その差は歴然です。

育休を上手に取ることは、働き方を含めて生活や生き方の質を上げるもの。こんなふうに積極的に取り組む企業がどんどん増えたら嬉しいですね。

参考:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000137957.html


この記事の著者

花田 まゆこ

花田 まゆこ

小学生と中学生、2人の男の子のママ。無我夢中の子育て期を経て、ようやく子育ての楽しさを実感し始める。最近は先輩ママとしてアドバイスを求められることも多い。思春期にさしかかった子ども達と、これからどうやって遊ぼうかワクワク思案中。

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