尊重したい、子供同士のコミュニケーション


子供達のコミュニティ


幼稚園・保育所などでは、大勢の子供たちが共同生活を送っています。

親とすれば、朝子供を預けてしまえば夕方に迎えに行くまで、子供達がどんな生活を送っているか幼稚園の先生や保母さんに聞いて想像するしかありませんよね。

今までパパ・ママと一緒の生活しか経験していなかった子供が、同じ年代の子供達と触れ合い親以外の大人と一緒に生活するのは、親としては少し不安もあると思います。

でも、不安な気持ちを少し押さえて、迎えに行った時にでも子供の様子をこっそり観察してみてください。

親である私達とは少し違ったコミュニケーションをとっているのがわかると思います。

最近の幼児教育

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最近の幼稚園や保育所では、「みんなで何かをする」という事に重点をおいて保育しています。

個人個人を尊重し、自分で色々な事ができるようになる事も大切な目標ですが、共同生活ならではの、「遅れている子がいればみんなで助け、みんなが一緒にできるようになる」事を目標にしている施設が増えています

現代はインターネットの普及に伴い、自宅に居ながらにして大勢の人と交流をする事ができるようになりました。

顔を見ないで交流をしたり、物品を購入したり、情報を交換したりと、個人単位で様々な事ができるようになった現代に逆行していると思う方がいるかもしれませんが、これはとても大事な事なのです。

協力する、助け合うという事



「誰かと力を合わせて何かをする」という事は、自分の力を知り、相手の力を把握し、足りない部分をどうしたら補えるかを考え、気持ちを共有して行動しなければなりません。

少ない言葉で、お互いの想いを伝え、協力するのはとても難しい事です。子供達は、純粋な心で一生懸命取り組んでいます。

私の子供が保育所に通っていた頃、同じクラスに少し発達の遅い子がいました。4歳だったのですが常によだれをたらして周りの物を少し乱暴に扱う子でした。

ある日いつものように子供を保育所に送って行った時の事です。

みんなそれぞれにマグカップを持って行き、自分の場所に置いておくのですが、その子がみんなのマグカップをいじっていました。

私は「よだれの付いた手でみんなのマグカップを触らないて欲しいな・・」と嫌悪感を抱いてしまったのですが、ウチの子供は「○○君のマグカップはそこじゃないよ。ここに置くんだよ。」と手を取って教えていました。

その子は、皆のマグカップをいじっていたのではなく、自分のマグカップの置き場所がわからなくなってしまって途方に暮れていたのでした。

その子が何を考え、何をしようとしているのかを察し、手を取って協力した我が子に感心したのと同時に、一瞬嫌悪感を抱いてしまった自分がとてつもなく恥ずかしくなり、そういう教えをしてくれた保育所の先生方への感謝があふれました。

そうして身に付いた「助け合う気持ち」は、これからこの子の生涯において様々な場面で役に立ってくれることと思います。

親として教えられていなかった事を、保育所の先生方に教えていただいたという事も、先生方に「助けていただいた」と思っています。

子供同士のコミュニケーション


子供達は、親が思っている以上に色んな事を観察し、色んな事を考え、行動しています。

子供だからこそ、そこに色々な失敗や挫折があるのです。

「お友達にそんな事をしたらダメでしょう!」と叱る前に、なぜそんな事をしたのかをよく観察してみると、子供達なりのドラマがあるのです。

方法は幼稚かもしれませんが、子供なりに考えて取ったコミュニケーションの方法であったりするのです。

そして、それは相手も子供だからこそ、通じる事があるのです。

大人のものさしでは測りきれない子供同士のコミュニケーション、よく観察してみるとハッと気付かされることがあるかもしれませんよ。


この記事の著者

cojiro

cojiro

cojiroです。中学3年男子の父、2年前から叱る方の担当です。一人息子を溺愛する奥さんと、何度となく衝突しながら現在に至ります。ママが望むような理想のパパを目指すと疲れます。頑張り過ぎずにパパを楽しめるうちに目一杯楽しみましょう

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