「かわいい子には、小さい頃から失敗させよ」 将来成功するための、【失敗学】のススメ


「かわいい子には、旅をさせよ」ということわざがあります。

子どもが成長したら、あえて外の世界へ出して、苦労や経験を通して強くなってもらう、ということなのですが、これを読んでいるみなさんは、うちは子どもがまだ小さいから、それはまだまだ先の事。と思っていませんか?

そんなパパとママへ、子どもが小さいからこそ試していただきたいのが、「かわいい子には、失敗させよ」という、【失敗学】のススメです。

どうして「失敗」させないといけないのか?


子ども達は「これをしたら、どうなるんだろう?」という【好奇心】であふれています。

穴があれば、手や頭を入れてみたくなりますし、見たことのない物があれば、触ってみたくなるのです。それは、ごく自然な事。

それらを、自分で「体験」することで、納得して自分の知識を増やしていくのです。これを繰り返して、文字通り「賢く」なります

もちろん、これには「失敗」がつきものです。手を入れたら、こぼれてしまった。触ってみたら、壊れてしまった。。そばで見ている親として、ハラハラすることも多いと思います。

けれども子どもたちが自分で「体験」して「学ぶ」ことは、とても重要なのです。

「失敗」しないと、学べないことがある


私たち親は、子どもに「失敗させたくない」と考えて、ついつい「手を入れちゃダメだよ」「触っちゃダメだよ」と、子どもを「ダメ」という否定の言葉でしばってしまいます。

「ダメ」と言われた後で、何かを試すと、その結果は全てネガティブなものになってしまうのです。

本来ならば、子どもの好奇心から始まって、「こぼれる・こわれる」という失敗体験を通して、素晴らしい学びになるはずの事が、親が途中で「それはダメ」と言った事により、失敗体験は「学び」ではなく「ダメなこと」になってしまいます

「失敗学」とは、おきてしまった失敗を生かすためのポジティブな学問

2000年に発行されたベストセラー「失敗学のすすめ」の著者、畑村洋太郎さんは、「失敗学」をこう説明しています。

「失敗学というのは、失敗を誹(そし)ったり、自信をなくさせるのが目的ではなく、逆に失敗を生かしていこうというポジティブな学問です。」

そもそも「失敗は成功のもと」という言葉があるくらいですから、すべての成功の陰には、かならず失敗があるわけです。ようは、失敗した時に「もう嫌だ」と言ってあきらめてしまうのか、その失敗を生かして、そこから学んで成功へと導くか、2つにひとつ。
みなさんは、お子さんが将来「失敗」してしまった時、どちらを選んで欲しいですか?

だから、子どものうちに肯定的な「失敗」を何度もさせよう


畑村さんは、「誰でもやるような失敗は、未然に防いてあげるのではなく、ひと通り経験させるべき」と言っています。

ちょっと痛い思いをする、あとで片づけないといけなくなる、くらいの事なら、子ども達の「好奇心」を尊重して「失敗」を体験させてあげる方がよいのではないでしょうか。

失敗すれば、何がいけなかったのかが分かります。次に同じことをする時には、それを改善すれば、必ず成功につながります。失敗は悪いことではありません、むしろ「成功」に一歩近づいているのです。

子どもが失敗して残念がっていたら、何かいけなかったのが一緒に考えて、それが分かったのだから、君は成功に近づいているよ、と励ましてあげて下さい

人生に「失敗」はつきものです。あなたのお子さんにも、将来きっと「失敗した」と思う事がおきると思います。親として子どもに身に付けて欲しいのは、そんな時「失敗しても、そこから学んで成功へと進んでいく、強い心」ではないでしょうか?

かわいい子ども達には、どんどん失敗を経験させてあげてください。


 

この記事の著者

Tsukky

Tsukky

南半球のオーストラリアで男の子・女の子、2人の小学生を子育て中のママです。食物アレルギーがあったり、男の子と女の子の成長のちがいに驚きの毎日ですが、オーストラリア流の「のんびり子育て」を楽しんでいます。

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