
子供が「おしっこしたい」と言った時には、だいたいせっぱつまっています

旅行中や買い物中に突然に来る、子供の「おしっこしたい」の言葉。抱っこしてトイレに走った事も1度や2度ではないのではないですか?
トイレに行きたいならもっと前もって言って欲しい?いいえ、無理な話です。子供の体は発展途上の為、膀胱も小さくおしっこをあまり大量にためられません。
加えて、楽しい事をしている時は特に、トイレに行きたい事も忘れてそれに没頭してしまうのです。トイレに行かなきゃと思った時には、もう限界が近い事が多いのです。
でも、前もって「トイレに行っておきなさい」は逆効果?

これは私の経験での話なのですが、あまりに間に合わない事が多く(笑)親の方が心配になってしまって、ことあるごとに「トイレに行って来な」と子供に言っていました。
その結果、子供はトイレに対して過剰に心配するようになってしまったらしく、あまり行きたくないにも関わらず頻繁にトイレに行くようになってしまいました。
ある時、さすがにおかしいと思って「本当にトイレに行きたいの?」と聞いてみたら「行きたいような気がする」と答えました。
「行って来な」という度に、「自分はトイレに行きたいんだ」と錯覚するようになってしまったらしいのです。
「トイレ、大丈夫?」

逆に聞いてあげてください。まだ大丈夫と思ったけど間に合わなかった、という事は大丈夫じゃなかった。
そういう経験をするたびに、自分の限界を認識するようになってきます。
それまでは、我慢、我慢。自分の子供だからこそ、おもらしの後片付けもできるんですよね。私も「自分の子じゃなきゃ無理だな」と思いながら後始末をしていました。
子供だって、間に合わなかった時は気持ち悪いですしバツ悪いものです。恥ずかしさもありますし、次は間に合うようにしようと頑張るのです。
それまでは、温かい目で見てあげてください。「何で早く言わないの!」は絶対に逆効果ですよ。常に着替えを数着用意するくらいの余裕をもってあげてください。
今回はきれいな話でなくてごめんなさいね。