先人の教えに見る、子供の躾。


子供は純粋に反応する

この国には、昔から子供への言い聞かせとして様々な言い回しがあります。

「夜に爪を切ったら親の死に目に会えない」
「夜に口笛を吹くと蛇が出る」
「夜に火遊びをするとおねしょをする」
「お腹を出して寝ると雷様におへそを取られる」

まぁ夜に関連する言い回しが多いのは、「夜は早く寝なさい」という親の言い分が強いのだと思いますが、それなりに色々とちゃんとした理由があるのも事実です。

例えば夜の爪切りに関しては、昔は爪切りなんてない時代ですから夜に小刀なんかで爪を切ると思わぬケガをしてしまい、傷口からばい菌が入って命取りになるという意味もあります。

爪切り

言葉で言っても「夜・爪」=「世詰め」につながり、親より先に死ぬ事=親の死に目に会えないという事で、1番の親不孝であるという教えも含まれています。

こういう「○○したら××になる」という教えは、「××が嫌なら○○するな」という意味が込められているのだと思います。

食べてすぐに寝ると牛になる?


ご飯を食べた後、時間を空けずに寝てしまうと摂取した糖分が脂肪になりやすいという医学的根拠が現在では出ています。

横になって休むのは消化を助ける為にも良いのですが、寝てしまってはダメという事ですね。

医学的根拠など見つけようもない時代から伝わる言葉です。単に行儀が悪いのを戒める言葉としても使われています。

ご飯を残すと目がつぶれる?

ご飯粒

元々は「米」を粗末にしてはダメという事です。

昔は米は通貨として使われるほどの価値があったものですので、それを粗末にするなんてとんでもないという話や、「米」という漢字の由来を考えて、米を育てるには八十八もの手間がかかるので、それを残すという事はその手間にたいして非常に失礼な事だという話もあります。

そして、目がつぶれるという事は、当時は仕事をする事も出来ず死ぬ事を意味します。今に当てはめれば、米に限らず好き嫌いなく何でも食べなさいという事でしょうか。

親から子へと受け継がれる先人の教え

先に述べた様々な先人の教えは、私達のような親世代にとっても何となく体に染みついており、自然とそういう事はしないように行動するものです。

それは私達の親がそう仕付けてくれたものであり、私達の親もそのまた親から受け継がれてきているものです。

そのような言葉は、意味を考えようとしなければ知らないままかもしれませんが、「躾」をする上で結構重要な事を説いているものもあるのです。

迷信めいた話も多いかもしれませんが、一度その意味を考えてみるのも面白いのではないでしょうか?


この記事の著者

cojiro

cojiro

cojiroです。中学3年男子の父、2年前から叱る方の担当です。一人息子を溺愛する奥さんと、何度となく衝突しながら現在に至ります。ママが望むような理想のパパを目指すと疲れます。頑張り過ぎずにパパを楽しめるうちに目一杯楽しみましょう

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