初めて母親である妻に「バカ!」と言った息子 ~成長を喜べる瞬間を見逃すな~


「バカ」って言ったらお口が曲がる?


私の子供が通っていた保育所の先生の教えですが、「バカって言ったらお口が曲がる」というものがありました。

みんなお口が曲がりたくない一心で「バカ」とは決して言わない子供達でした。

ウチの子供も例外ではなく、夫婦の会話の中で「バカ」という単語が飛び出そうものなら「あー、バカって言ったらお口が曲がるんだよー!!」とツッコミを入れる子供でした。

口が曲がってもいいから「バカ」と言いたかった子供


そんな子供が初めて母親である妻に「バカ」と言いました。小学校1年生の時の事です。

嫌な事があったのか、友達と喧嘩をしたのか、めずらしく子供が学校に行きたくないと言い出しました。ぐずる子供をなだめながら、妻は学校まで一緒に歩いて行ったそうです。

学校の下駄箱に着いたにも関わらず学校に行きたくないという息子と色々と話していたのですが、そこに担任の先生が現れて「○○君、どうしたの?」と言うや否や、「ママのバカ!!」と言って担任先生の所に走っていったそうです。

その時の息子の気持ちを察するに、

「どうしても学校に行きたくない理由があったのだけど、担任の先生を見た瞬間にあきらめのスイッチが入って」

この「バカ」の一言が出たのだと思います。

子供にすれば、口が曲がってもいいから「バカ」と言いたかったのでしょう。

それは、子供のわがままでもありますが、「成長」の1つでもあるのです。その時子供は「あきらめ」を学習したのだと思っています

あきらめなければならない悔しい気持ちを抑えきれずに、今まで絶対に口にしなかった「バカ」の言葉を妻に向かって発した事は、傍目に見れば些細なことかもしれませんが、妻から見れば子供の成長を喜ぶ大きな一言だったのです。

ちょっとした子供の成長のサインを見逃さないで


お子さんの一挙手一投足を毎日見ているママ、お子さんのちょっとした言動から成長を喜べる瞬間が山ほどあるはずです。それを素直に喜んで下さい。

そして是非パパに話してください。パパは、そんな奥様の話を真剣に聞いてください。

実は「バカと初めて言った息子の話」、つい先週妻から初めて聞きました。

もう10年近く前の話ですが、そんなドラマがあったのかとホッコリするとともに、当時仕事に打ち込んでいた為にそういう話を夫婦間でできなかった事をとても後悔し、反省しました。

子供の成長は、やっぱり夫婦で一緒に喜びたいものですよね。


この記事の著者

cojiro

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cojiroです。中学3年男子の父、2年前から叱る方の担当です。一人息子を溺愛する奥さんと、何度となく衝突しながら現在に至ります。ママが望むような理想のパパを目指すと疲れます。頑張り過ぎずにパパを楽しめるうちに目一杯楽しみましょう

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