子ども達の「自分で考える力」を育む 【問いかける】サポートとは?


最近、自分で考えられない「指示待ちの若者」が増えているといいます。上司が支持をしてくれないと、自分で考えて仕事ができないのだそうです。

「これをやれ」と言われたことは、きちんとこなすけれど「なぜ、それをするのか?」という問いには答える事ができない。また、問題にぶつかると「どうしたらいいでしょうか?」と誰かに聞かないと行動することができない。

このような「指示待ちの人」たちは、子どもの頃、親から「~しなさい」、「~が正しい」と言われて、自分で考える機会を与えられずに育ったそうです。

大人になっても、誰かの指示がないと、行動や考えを決められないなら、どうやって「自分の人生」を決めていくのでしょうか。

今回は、子ども達が「自分で考える力」を身につけるために、日常生活の上で親ができるサポート【問いかけ】について、ご紹介します。

子どもに、どうしたいかを【問いかける】というサポート


「自分で考える力」を育てるためには、子どもに「自分だったらどうするか?」をつねに問いかけて考えさせることが大切です。

小さなお子さんには、2つ・3つの中から「どれがいい?」と選択させることから試してみてください。

「今日は晴れてるから公園いこうか? Aの公園とBの公園、どっちに行きたい?」

「Aの公園!」とすぐに答えてくる子どもには、あわせてその理由も聞いてみてください。考えて行動するようになるには、「理由づけ」を自分で出来るようになることが重要です。

もちろん、どんな理由であっても「子どもが自分で考えたこと」ですから、すべて立派な理由です。その理由も受け入れてあげて下さい。

「どっちでもいい」、「分からない」と答えて、選べずにいる子どもには、決めやすいように、もう少し判断材料をあげて下さい。

Aの公園には大きな砂場があるね、Bの公園はジャングルジム、今日はどっちがしたい?

子どもの頭の中で「この公園に行ったら…」と想像させると、より決めやすくなります。

はじめのうちは、答えを決めるのに時間がかかることもありますし、「なんとなく…」など、ぼんやりした理由を言うかもしれません。

それでも、辛抱強く見守って、問いかけて「最終的には自分で決めた」という気持ちを持たせてあげてください。

日常的に何度も【問いかける】ことで、「答えと理由を自分で見つける」ことが自然とできるようになります。

「1日のプラン」や「夏休みのプラン」なども、積極的に子どもに考えさせよう


自分で「どうしたいか」を何でも決められるようになってきたら、さらにステップを上げて「他人を思いやること」も加えてみましょう。

これには、家族で過ごす「休日プラン」を考えるのがピッタリです。

「今度の週末、みんなでどこ行く?何しようか?」

家族の予定ですから「自分がしたい」だけではいけません。

お父さんやお母さんの「したいこと」はもちろん、季節や天気・予算など、様々なことを「総合して考えること」が必要になります。子どもにとっては、なかなかの大仕事です。

「週末は天気がいいみたいだから、僕とお父さんは大きな公園に行きたい、お母さんは花の写真を撮りたいって言っているから、花がいっぱい咲いてるC公園に行こうか?」

自分のしたいことを考えながら、同時に他人を思いやること、そして天気や目的地までの距離など「実現可能か」を総合的に考えながら答えを出すことが出来るようになれれば、こんなに頼もしいことはありませんね。

週末もお休みも、これから何度もやってきます。最初はうまくプランを立てられなくても、ヒントや判断材料をあげて、なるべくお子さんの考えを尊重してあげて下さい。

日々の生活の中で「どうしたい?」「どうしようか?」と問いかけ続ける事が、「自分で考える力」を育むことにつながります。


この記事の著者

Tsukky

Tsukky

南半球のオーストラリアで男の子・女の子、2人の小学生を子育て中のママです。食物アレルギーがあったり、男の子と女の子の成長のちがいに驚きの毎日ですが、オーストラリア流の「のんびり子育て」を楽しんでいます。

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