未来の子供たちへ シンギュラリティ時代、人間にしかできないことは? ~ソフトバンク 孫正義~


孫正義育英財団

先月、孫正義育英財団主催「未来を創る若者たちへ」というタイトルのイベントが都内で開催されました。この財団は2016年12月に発足されたばかりです。

当日の参加者は実に豪華な顔ぶれで、孫正義(ソフトバンクグループ代表、当財団代表理事)、山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長/教授、当財団副代表理事)、五神真(東京大学第30代総長)、羽生善治(プロ将棋棋士)が一同に集まり対談。

幸運にも、本イベントの抽選に当たった息子は、会場に足を運び4名からのメッセージを直接聞いてくる機会に恵まれました。

1500名無料ご招待。若者優先で招待された模様で、会場には小学生や6歳の男の子もいたようです。

「若者にメッセージを送りたい」という孫氏の熱い気持ちが伝わってくる来場者層でした。

100万倍

孫さんの話によると、

「この30年間で【計算能力・メモリ容量・通信スピード】この3つの要素が100万倍になった」

というのです。

そして驚愕なのは、今度も発達のスピードは加速し、現在の更に100万倍になる日も遠くないだろうとのことでした。

16歳で渡米した孫氏は、コンピューターやIT技術に魅せられ続け、現在に至ります。

最近は、「人間の仕事がAI (人口知能)にとって替わられてしまう。職がなくなる」のようなネガティブな話題も多いですが、孫さんのITやAIに対する視点は違うと思っています。

「いかに両者が共存するか」や「より暮らしやすく、困らなくする為には」、つまり技術の力を借りてますますいい世の中になるようにを常に目指している人だと思うのです。

そして彼の中に強く存在する考えは「未来の人材を育てていきたい」という気持ちと思いです。

その証拠と言っては何ですが、今回のセミナーは、13歳の息子は当選、親である私は落選しました。

落選は心から残念でしたが、「若者優先」、素晴らしい考えだと思いました。

考えてチャレンジする精神


イベント冒頭の孫氏のスピーチでは、

「考えて考えて考える事、それが人間にできること、人間にしかできないこと」

と述べています。

そして考えた結果、「チャレンジすること」。これが孫さんはじめ、私たち大人が子ども達に持っていて欲しい精神なのではないでしょうか?

データ処理、ディープラーニング、既に人間が太刀打ちできない事をAIはやってのけます。

しかし冷静になってみると、コンピューターやAIは、「0」の状態から何かを生み出すことはできるのか?理論的にはできないはずです。

情報やデータを与えない限り、始動することすらできないのが機械なのです。

しかし、私たち人間は違います。何もない状態から、何かを生み出すことができます。それが創造力であったり、ひらめきだったりするのです

どんなに技術が進んでも、AIが賢くなっても、何も恐れることはないとも言えます。

親にとって、子どもの「ふとしたひらめき」や「突拍子もないアイデア」を否定してはいけないのだな、と講演を聞いて思いました

一見、脈絡のない考えや発想が、イノベーションの全てだということを否めないからです。

そしてそのイノベーションこそが、これまでも生活を変え、未来を変えてきてくれました。

今回のこのイベントは、子育てをするにあたってのヒントが、沢山盛り込まれている内容となっています。

人間とはなにか、技術とは何か、夢とは何か。

何があっても諦めず、偉業を成し遂げた各分野のトップリーダー達からのメッセージも、心に響きます。パパにとっては、ビジネスのヒントになる考え方やアイデアも満載です。

全講演内容は、以下からご覧いただけますので、是非「親子」でご視聴してみて下さい。


この記事の著者

エメラルド

エメラルド

都内在住40代の働くママ。ただし2人の息子の育児を最優先すべく、自営で時間をやりくりしながら充実しまくった育児生活を満喫中。「人間を育てるには年月がかかる。短期的プランでは無理」と心から思っており、幼児教育や人材育成、また海外経験を生かしたグローバル教育をライフワークとする。息子達はバイリンガル。

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