子供の「スマホ遊び反対」への【反論】


先日、予防接種の為に、今春、小学生となる息子と病院へ行った時のことです。待合室の壁に貼られたポスターの類を何気無く見ていると「ドキッ」とさせられる一文が目に入りました。

「STOP!! スマホ子守!」

というものです。今まさに、ポスターを見ている私の横にはスマホを器用に操る6歳児が居ます。

そのポスターの主は【日本医師会】とありました。乳幼児に与える影響を危惧したものです。脳の発育への影響、視力への影響、運動能力への影響などを謳っています。

確かに、確かにそうです。その通りだとは思いますが、それでは議論にならないので、敢えて反論を述べたいと思います。事の是非についての議論の一端になれば幸いです。

「STOP!! スマホ子守!」への反論

「理解できない難しいモノ」への恐怖

まず、新しい時代へ対する恐怖が【警鐘】を鳴らさせているのでは? と言う反論。

日本医師会の主要メンバーは勿論、医師です。そして、物事の意思決定は代議員会によってなされる訳ですが、この方々は圧倒的に高齢者です。平均はなんと68.7歳!

スマホは愚か、電子カルテは横に付いた看護師が口述筆記で入力して行く様は、何度も見かけています。

つまり、ポスターの意味するところ「理解できない難しいモノ」への恐怖ではないかと考えます。

写真に魂を抜かれる然り、テレビ観ると馬鹿になる然り、これまでの時代の変遷とともにある「恐怖」が現れたものではないでしょうか?

スマホは世界を勉強させてくれる!

次にスマホは世界を勉強させてくれる! と言うこと。

この動画を見て驚いていまいました。

出来れば冒頭だけでも良いので、試しに見て下さい。

注目すべきはあまり上手とは言えない、ゲームの実況中継…。息子はこの四月から小学生、6歳児が聞いて意味が通じるか疑問な言葉がいっぱいです。「住民」「人口」「都市」などなど。

そして、道路を作って、住宅を建設して、発電所を作って…と、いわゆる都市開発をバーチャル体験するシュミレーションゲームの紹介動画。

息子はこれを見た後、「このゲームDLしたい!」とせがみ、現在プレイ中です。やりながら、ちょいちょい「何故?何故?」をぶっ込んできます。

「電気って風力発電じゃない事でも作れる?」「市役所ってなにするところなん?」とかね…。一つ一つ答えるのは結構、エネルギー使いますが、頑張って答えています(笑)。

ゲームの中では、ビルを建てるに資材調達から行って、貿易センターへも行ったりします。で、購入するのは「釘」だったりします… (笑)

単純に驚きました。熟語がいっぱいの紹介ナレーションと実際のゲームを照らし合わせながら、どんどん増えるボキャブラリー、そして、シュミレーションしながら最大限の興味を以て理解していく都市開発の要件…。

我々の幼少の頃には決して体験できなかった「スマホ遊び」の威力に驚いています。

大切なのは親や友達との交流

その昔、学校で連れて行ってもらった社会見学。かなり面白くなかった記憶があります。どんな形にせよ、「社会」に興味を持ってくれたのは親としてありがたい話です。すべてはそこから始まりますから…。

賛否両論あるスマホ遊びですが、私の中では、どんな遊びでも「親や友達との交流が大切ではないか?」と言う結論に達しました。

子供の「何故?」に丁寧に答える事、スマホを観る時間を決めて、そこから規律を学ばせること…。漫画もテレビもゲームも世に登場した時は、いろいろ言われたことも記憶に新しいところです。

昨今のCMでも流れているように「スマホと大人になっていく多分、初めての人類」が誕生します。

この台詞、巷ではあまり良い評判は聞きません。若者への意識しない嫉妬があるのでしょうか?

いずれにしろ時代は進みます。幼いころから指先の向こうに広がる世界や社会を感じて成長する子供たち。

彼らが世の中の主役になった時、我々には全く想像出来ない発想で人類を導くことでしょう。それが是なのか?非なのか?答えは近い将来に有るはずです。そんな未来に大いに期待する大人でありたいと思います。


この記事の著者

竹内 英司

竹内 英司

50歳にして5歳児の父。育児から政治までを語る、主夫兼在宅ライター。

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