今年のお誕生日を特別な日に! プレゼントの代わりに寄付をする「バースデイ寄付」


オーストラリアでも、子どもの誕生日パーティーにはお友達をよんで、ゲームをしたりケーキを食べたりして1日楽しく過ごすのがごく普通です。

でも、最近はゲストのお友達に、「プレセントを持ってきてくれる代わりに、寄付をしてくださいね」と声をかけて寄付を募る「バースデイ寄付」をする子どもをよく見かけるようになりました。

おもちゃは沢山あるから、もういらないの。それよりも、困っている人を助けたいな。

シドニーのWahroongaに住むシエラちゃんは、10歳の誕生日に「バースデイ寄付」をすることにしました。

シエラちゃんが選んだ寄付の行先は、彼女が住む地域にある病院の新しいがんセンターです。

シエラちゃんは、誕生日パーティーの後、お友達からプレセントの代わりに集めた$150のお金を寄付しました。「すごくハッピーです。」と笑顔のシエラちゃん。

シエラちゃんのお父さんは、こうコメントしています。

「今の時代、私たちは家や車や洋服など『どれだけ沢山の物を持っているか』で幸せを感じようとしています。そんな中で、本当に困っている人のことを考えることができる娘をとても誇りに思います。」

10歳の女の子からの寄付に病院もビックリ!

シエラちゃんから寄付を受けた、新しいがんセンターの設立に関わっているサン・ファウンデーションのバーバラさんも、話を聞いてとても感動したそうです。

「10歳という若さで、がん患者のことを考えてくれる子どもがいるなんて、本当に感動しました。新しいがんセンターの設立には、まだまだ資金が必要ですが、シエラちゃんの行動に影響されて、私たちも頑張りたいと思います。」

「人の役に立った」という満足感と幸福な気持ちで満たされる特別な誕生日

世の中には、資金や寄付が必要な団体がたくさん存在してます。寄付をしたお金がどのように使われるのか、ていねいに説明している団体も少なくありません

子どもと一緒にネットで検索したり、電話やメールで問い合わせたりして、子ども本人が「ここに寄付したい」と思える団体を選んでみてください

私の息子も2011年の誕生日には、東日本大震災で被災した方たちのために、誕生日パーティーで寄付を募りました。

ゲストのお友達やお父さんお母さんからも、震災について、日本についての質問や励ましの言葉もいただいたりして、みんなで震災を考えるよい機会となりました。

お金は日本赤十字社に寄付をして、息子は感謝状を受け取りました。今も大切に保管しています。文字通り、忘れられない誕生日となりました。

寄付をした後は、本人はもちろん家族も何だか幸せな気持ちで満たされます

誕生日という自分が生まれた日を、「人の役に立つ」、「困っている人を助ける」という「忘れられない日」にすることができるこのアイデア。

毎年もらうであろう誕生日プレゼントも、ちょっとした工夫で、自分でも何かできると考えたら、誕生日はもっと特別な日になるはずです。

参考元:シドニーの地元新聞


この記事の著者

Tsukky

Tsukky

南半球のオーストラリアで男の子・女の子、2人の小学生を子育て中のママです。食物アレルギーがあったり、男の子と女の子の成長のちがいに驚きの毎日ですが、オーストラリア流の「のんびり子育て」を楽しんでいます。

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