その時パパは? ムーニーCM炎上で「ワンオペ育児」を考える


おむつメーカームーニーのCMがネットで話題になっていたのをご存知でしょうか?「ワンオペ育児賛美」だとして、世のママ達から批判が殺到したんです。このCMを見て育児中の筆者が感じたこと、パパにお願いしたいことをお話します。

ムーニーのCMが炎上!「ワンオペ育児」とは?

少し前に、おむつメーカーであるムーニーのCMがネットで大炎上しました。

CMの内容は、新生児のママが慣れない育児に奮闘している姿を描いたもの。喜んだり、ため息をついたり、泣いたりしながら、最後には「その時間が、いつか宝物になる」と締めます。

この中に、パパの姿は出てきません。それが「ワンオペ育児賛美じゃないか」として、大きく話題になったようです。

ワンオペというのは「ワンオペレーション」、飲食店やコンビニなど一人でまわしている状態をさしていう言葉です。そこからパートナーや両親の手助けを得られず、(主に)ママ一人で育児している状態をワンオペ育児と呼ぶようになりました。

過去にワンオペ育児をしていたママ、現在進行中でワンオペ育児中のママだけでなく「育児中のつらい記憶がフラッシュバックした」と、多くの育児経験者から批判の声が上がったのです。

炎上の理由は、リアル過ぎるから


わが家の夫は比較的育児に協力的な方ですが、時間や休日が不定期な仕事をしていたこともあって、帰宅時間が遅いことは頻繁にありました。筆者自身があまりアクティブなタイプでないこともあり、一日中子どもとべったり……という日々に参っていた時期が長かったです。

実際にCMを見ると、たしかにその頃の記憶が鮮やかに蘇ります。「うっ」と涙がこみ上げてくるシーンがいくつもあるんです

・散らかった部屋の中で子どもが泣いているのに立ち上がれない
・抱っこしながら手早く食事を取る
・まわりのママと比べて自分はなんてダメなママなんだと自信をなくす

どれも身に覚えがあります。

このCMはリアルすぎる。リアルすぎるからこそ、ママ達の心にグサグサと刺さり、それが炎上につながったのでしょう。

パパ、ママの気持ちに寄り添って


ムーニーのCMは、パパにこそよく見てもらいたいです。この中に描かれている姿は、育児中のママ達のリアル。やり過ぎでもなんでもない、真実の姿です。

ママだからがんばって当然、ではありません。望んで産んだ子どもだからかわいくて当然、ではありません

慣れない育児、先の見えないトンネルの中で、ママ達は毎日いっぱいいっぱいになりながら過ごしている。その事実を知ってほしいです。

ママをワンオペ育児から救えるのは、一番身近にいるパパだけです。ぜひムーニーのCMを見て「もしこれが自分だったら?」と置き換えて考えてみてください。

ムーニーのCMは、ワンオペ育児がはびこる現代社会、そしてパパ達への問題提起。そうとらえてみてはいかがでしょうか。


この記事の著者

七尾 なお

七尾 なお

仙台在住のママライター。夫、息子、娘の4人家族です。家事も育児も手を抜き息を抜き、ゆるーく毎日やっています。世の中のパパとママがもっと仲良くなれますように!という想いをこめて、記事をお届けします。

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