
赤ちゃんの夜泣きにかなり困っている人から、夜泣きなんてあったかな?という軽い人まで、夜泣きには個人差があります。
仕事で疲れているのに、赤ちゃんの夜泣きが酷くて眠れない!パパも辛いのですが、泣き止んでくれないという状態に置かれているママもとても辛いのです。
そんな時、パパが「いつまで泣かせてるんだよ」なんて態度や言葉を発してしまったら、ママはどうしたらよいのでしょうか?
そんな夜泣きの原因や対処法をご紹介します。
夜泣きとは
生後5ヵ月ごろよりオムツを取り替えても、空腹でおっぱいが飲みたいわけでもなく、暑いや寒いなどの生理的不快感などでもなく、泣きやまない状態を言います。
原因
昼間に起きた出来事での精神的興奮や運動不足、夢を見ているせいではないか?などと考えられていますが、これといったはっきりした原因はわかっていません。
また、生後5ヵ月ごろの知恵がつき始める頃から夜泣きの症状が発現することから、知恵がついてきたせいではないかとも言われています。
対策
①不快感を無くす
とりあえずオムツ交換をしてみたり、おっぱいを飲ませたり、室温や湿度など調節してみましょう。
夜泣きと思っていてもオムツを交換したら泣き止んだり、布団を一枚減らして涼しくしたら泣き止んだなどということもあります。
一通りできることはして、原因かもしれない可能性をなくしてみましょう。
②スッキリさせてあげましょう
寝ぼけていたり、夢をみていたりする時には一度抱っこして目覚めさせてあげましょう。
夜風には、沈静作用があるので少し外の風に当ててあげてもよいですよ。冬は風をひかないように気をつけましょう。
寝室の空気を入れ替えたり、ベランダへ出て空を見上げてみたり、ベビーカーで散歩してみたり、車でドライブも効果的ですよ。
中には、夜泣きの時間が決まっていて、お決まりのドライブコースを一回りすると夜泣きが落ち着いたなんて人もいます。
③泣きたいだけ泣かせてあげましょう
何をしても泣き止まないならそのまま気が済むまで泣かせてあげましょう。泣き疲れてさっきまで大泣きしていたのがうそのようにぐっすり眠ってくれますよ。
ご近所やアパートなどでお隣へ泣き声が気になる人は、会った時には挨拶や謝罪もしておきましょう。
謝罪という重い感じではなくても「夜泣きが酷くて、ご迷惑をおかけしてしまってすみません」と一言伝えておくだけでも、ご近所トラブルを回避するには有効です。
④大きな心でいましょう
赤ちゃんが泣き止んでくれないのはとてもつらいことです。
泣き止まないことがママへ大きなストレスを与えていたり、それをパパが「早く泣き止ませてくれよ」的な態度をとってしまったら、ママはさらに辛くなってしまいます。
早く泣き止ませようとすると余計に泣き続けてしまったり、泣き止まなくなってしまうので大きな心で「思う存分泣きなさい」という気持ちでいると、以外に早く泣き止んだりします。
ママもパパも寝不足が続いたり疲れが溜まってしまっていると、赤ちゃんの泣き声でさらに追い詰められてしまうので、大きな心でゆったりと構えてあげましょう。
また、泣き止まなくてもママを攻めたりすることはやめましょう。
ママは眠れないパパに申し訳ないと思っていて、少しでも早く泣き止ませようと頑張っているのですから。
パパが一言「泣きたいだけ泣かせてあげよう」と言ってくれるだけで、ママも肩の力が抜けて赤ちゃんに余裕を持って接してあげることが出来るようになりますよ。
まとめ
夜泣きは仕方のないことです。夜泣きがあるのは赤ちゃんのうちだけなので、大きな心で接してあげましょう。
早く泣き止ませようと焦ってしまったり、泣き止んでとイライラしてしまったりすると赤ちゃんは泣き止んでくれません。
夜泣きは、赤ちゃんが私たち親が困った時どんな風に対応するのか?困った時でもパパとママは協力して乗り越えられるのかを見ているのかもしれませんね。
毎日夜泣きの対応に負われて、疲れきっているママに追い討ちをかけるのではなく、頑張ってくれていると励ましと感謝の言葉をかけてあげて下さい。